京都vs讃岐から観るカマタマーレ讃岐の雑感

ミッドウィークに開催された京都サンガF.C.対カマタマーレ讃岐から讃岐の雑感を。

この試合、カマタマーレは5-3-2のシステムで戦っていました。我那覇がCBやってます。CBに怪我人続出だそうで非常に苦しい台所事情のようです。

カマタマーレの5-3-2の守り方は3センター気合いのスライド守備+CB迎撃守備。

ボールと逆サイドのWBはディフェンスラインに残るため、逆サイドの中盤は空きます。
このスペースを使われると中盤3人で気合いのスライド守備かCB迎撃で対処します。

しかし、この試合は夏場のミッドウィークでの試合でした。横幅を3人で守るには無理がある中での気合いのスライドは徐々に中盤の体力を削っていき、スライドが間に合わなくなっていきました。

そうなると相手SBがボールを持った際にプレスに向かうのはWB。
しかし、WBが前に出ることで今度はWBの裏にスペースが出来てしまい、そこを使われるカマタマーレ。
このスペースにCBが釣り出されるとCB間にスペースができ、またそこを使われ…、とジリ貧になるカマタマーレ。

一方攻撃は、CBとアンカーの3-1でボールを保持し、WBで相手のSBを釣り出し出来たスペースにCFが流れる形が主な様子。単発気味な攻撃でした。

京都戦と同じ布陣でカマタマーレが来た場合、対戦するに当たってポイントとなるのは、カマタマーレの3センターにスライドを強いることでしょう。夏場の過密日程、サイドチェンジ等を用いて徹底的にカマタマーレの中盤の体力を奪うこと。ここを疲れさせることができれば、カマタマーレの守備にスペースは出来るし、讃岐が攻撃に打って出るにしても中盤は出てこれず単発気味になるんじゃないかな、と。

清原、丸岡の動き出しや丸橋やソウザ、蛍のサイドチェンジで攻略して欲しいですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?