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奮闘記Vol.2「まだまだ」


2ヶ月目経過。
毎日が新鮮でワクワクで全部吸収したい!!と
思っていた1ヶ月目と比べると、
んー。なんだろうな。

ひとことで、「私自身がやられちゃう手前」

"初めたばっかりだから"という、
いわゆる言い訳が通用しなくなった2ヶ月目。
目に見える結果が伴わない。
伴わない。
伴わない。


あれ?私って何であんなに活躍できたのか?
なんで?

目の前のお客様を見送ってお辞儀して、
頭下げた時に、「向いてないかも」と、
たびたび思った。

誰よりもお客さまと向き合ったのに、
選んで頂ける確率はたったの22%だった。
落ちた。でも、落ちてるって思いたくなくて、
誰にも落ちてるって思わせたくなくて、
気丈に振る舞った。(出来ていたかは不明)

深夜、電話が来た。
「聞いてや!あんなぁ、和利さんとな、、、」と
始まる出来立てのほっかほか熱いトーク。
熱い気持ちは燃えたぎらせていたのに、
突然、「しんどいか?」と言われた。

言葉に詰まり、何も返せなくなった。

「ん?」

…………はい。グスングスン。と。

「今このやり方でやらなきゃって思ってんやろ、つらいんやろ?それ全部やめたら?
そんで全部やめて、何してもいい。いくら値引きしてもいい。全部俺がいいって言ったって言え!
だから、いけ」ってずっと言えてなかったな!

という言葉がふりかかってきた。

涙が止まんなかったなぁ。
悔しくて、悔しくて、悔しくて悔しくて。
そして、目の前に向き合ってくれる人がいると思ったら。


そんな日もあった。


あるとき、後輩が愛想なく「ではお疲れ様です」って更衣室に行っちゃった日があった。
あれ?と思って駆け寄った。
更衣室の扉開けて、「どうした?」の一言で、
涙が止まらなかった。

がんばってて、がんばってることが伝わんなくて
つらかった。って。


ごめん!!!!!!!!!って謝った。

私はまだまだかっこいい先輩になりきれてないなぁ。ついていきたいって思える先輩になりきれてないなぁ。ごめんね、成長するから。
それでも、後輩が苦しいときには絶対助けるって決めてるから。って改めて誓った。

まぁ、こんなことを深夜の牛丼食べながら、
ひたすら喋ることで、あーだこーだ言いながら、
明日も頑張るか。よし。の時間が、
いまのいちばんのしあわせかもしれない。

よしっ、また走るか!

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