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木原事件 解剖は行政解剖だった

「あつまれニュースの森」の金子さんはめげることなく木原事件を追い続けていますが、最近の投稿では種雄さんの司法解剖は行われておらず、解剖は行政解剖だったのではないかと言う仮説を立てていました。なるほど~!私が2ヵ月前に推理した下の投稿「迷宮を読み解く」の補強となりとても嬉しくなりました。先月末に行われた種雄さん遺族の2度目の会見で大塚署は解剖する前の日にお父さんに対し「これは自殺です」と解剖をする前から決めつけていたという証言がきっかけで生まれた仮説です。別のユーチューブで元検事の弁護士さんが司法解剖する際は検察に連絡が来るので事件番号を付し、裁判所の許可を得て司法解剖が行われる、そして事件の送致がなければ毎年、所轄署に問い合わせをすると説明していました。それを聞いて私は不思議に思いました。2018年の再捜査までの12年の間毎年検察から問い合わせがあったとはとても信じられなかったからです。私は12年間何も起こらなかったと言うことは逆に大塚署が検察に何も言わずに解剖したに違いないと確信しました。金子さんは当初、元検事の言うことをそのまま受け取り、事件番号が存在する前提で話をしていました。それを見かねた視聴者から「この解剖は司法解剖ではなく行政解剖ではないか」とのコメントがありました。なるほど行政解剖なら解剖する前に警察が自殺と判断して不思議ではないのです。ウィキペディアでは「主に死因の判明しない犯罪性のない異状遺体に対して、死因の究明を目的として行われる」と書いてありました。大塚署は「犯罪性のない遺体」と判断して行政解剖を行ったと言うことがこれではっきりしました。つまり大塚署は遺体が発見されたその日に自殺と決めつけていたのです。遺族のお姉さんが言っていた事件数日後にX子家族が事件現場に出入りし、いろんな物を持ち出していたと言うのも勿論辻褄が合います。当時大塚署は犯行現場の保存なんて端からする気などなかったからです。そして自殺としてすぐに送致すると偽装がばれる恐れがあるので、キャビネットの中にしまい込んだのだと思われます。

現場を見た警察官なら誰でも「事件性あり」と思うと佐藤元警部補が断言していました。そんな犯行現場を「自殺で矛盾はない」とする為には私が「迷宮を読み解く」で書いたように「うそ」をでっちあげなければなりません。犯行現場は本当は2階のリビングなのに「迷宮」では1階のリビングになっていました。X子は2階の寝室で寝ていて朝早く1階のリビングに降りて種雄さんの遺体を発見したとすれば自殺で矛盾がなくなります。自殺場所が2階のリビングだったと記録すると覚醒剤で錯乱して自殺したのに妻はすぐ横の部屋で寝ていて物音に全く気づかなかったと不自然になりますね。実は「篠原夫妻」の調査では、この家は結婚当初2年くらいは両親も同居していてリビングは1階にあったそうです。両親が近くのマンションに引っ越した後、種雄さん夫妻がリビングを2階に改造しているのです。第一発見者を妻のX子にしたのは後日誰かに聞かれることがあっても自殺で辻褄を合わせることが出来るからですね。種雄さんのお父さんには色々とややこしいことを言われては困るので「わかった、わかった」と聞いた振りをしたのでしょう。もちろんその後、事件の捜査などしていないので捜査状況を遺族に伝えることなどありませんでした。佐藤元警部補によるとX子は最初、朝まで寝ていたと証言し、Y氏の訪問を否定したそうです。その後、Y氏の訪問が証明されるとなんとY氏と種雄さんを残して寝たと嘘の証言を重ねています。今回の遺族の証言は大塚署が自殺をでっち上げたと言う事実を証明しているようです。

当日夜X子がY氏と居酒屋でにっこりピースしていたのは自殺でうまく事件処理出来た!という喜びの乾杯だったのでしょうか、それとも種雄さんから開放されてよかった!という喜びだったのでしょうか?どちらにしても本当に恐ろしい女性です。大塚署がどうして他殺を自殺で処理しようとしたかは未だ不明です。犯人が警察官かその家族だった為に隠蔽したのか、それとも種雄さんが韓国人2世のヤクザだと聞かされ警察がややこしい捜査を避けて適当に済ませようとしたのか、いずれにしても本当に酷い話です。X子が事件現場にいたことは間違いありませんが、貝のように口を閉じていて真実を話すことはありません。でもこのままでいいわけはありません。遺族は近々刑事告発を行うとしています。検察は刑事告発を受けたら出来るだけ早くこの事件の真相を明らかにしてもらいたいものです。

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