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ある日おばあちゃんに言われたこと。

 ある日おばあちゃんにこう言われた。「きーちゃんは、こう、道が逸れて行ってる様だね。」と。何が逸れているのかと言うと、自分のファッションである。俺は、袴の様なワイドパンツであったり、ヒールみたいな厚底のブーツを最近買った。それを見たおばあちゃんは、「スカートみたいだねー」とか「そんなの履くの!?」とか言うのだ。別にそれに対して怒りだったり、嫌な気持ちになった訳じゃない。悪気があって言ってる訳じゃないと思うし。

 それは確かに自覚はある。何故なら自分でも他の人とは違う感性を持っていると自覚しているからである。例えば、女の人の可愛い服とか、かっこいい服とか。女の人が着るような、女の人しか着れないような服が好きなのである。時にはそれを着てみたいなって思うことだってある。でも、わざわざメイクをして、ウィッグを被って女の人みたいになりたい!って言う訳でもない。可愛いものだって目がないくらいには好き。マニキュアとかもしてみたいとかね。たまに、少しだけ女の人の心が入ってるんじゃないかって思うこともある。トランスジェンダー的なあれだ。でも、これは今始まったことじゃない。保育園の頃からである。好奇心の塊だった頃から、口紅とかマニキュアは触っていたのだ。

 これをどう言われようが、俺は気にしない。だってこれが俺の生き方、表現のひとつなんだから。と。

(最後ちょっとめんどくさくなって雑になったのは秘密。)

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