深夜の断水祭り
昨日は夜中の12時から朝5時まで断水だった。何度も何度も頭で反芻したのに、アホなので、何度も何度も蛇口をひねってしまう。(手に石鹸つけてから気づくあんぽんたんぶり。)
そしてまた、何度も何度も伝えたのに夫が、
「あ、歯も磨けないってことか〜(汗)」
と、12時過ぎに言い出した。
仕方ないので、
「はい、これ。」
天然水の2リットルボトルを差し出す。
(あーもったいない!…でも仕方ない。天然水で歯磨きって!)
ふと、20年ほど前のアフリカ旅行を思い出す。水道水はすぐお腹を壊すため、飲むどころか歯を磨くこともやめた方がいいと言われて、ミネラルウォーターで初めて歯を磨いた。しかも、言われた通りやったのに、翌日キレイに盛られたフルーツに手を出してしまってしっかりトイレに駆け込んだ。帰国後も一か月ほどの間、仕事中在宅中問わず、日がな一日トイレに出たり入ったりした記憶がある。
まあ、そんなことはどうでもよい。
水が好きな時に出ないって、ほんまに不便。
いつもちょいとひねって、当たり前にジャー!と出てくるお水。
なんなら、流しっぱなしで歯を磨くことも。
あ〜なんてもったいないことをしてたんだ、私は!
今更ながら、昨夜はお水に深く懺悔をさせていただいた。
いろいろなものについて、当たり前にあると思っているこの傲慢さ、無知さ。それに気づかせてくれた昨日の断水祭りに今一度感謝をした夜更けだった。
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