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カードファイト!ヴァンガードG!! 未来への坂道⑦

剣斗がこれから学園生活送る事になる教室では、転校生である剣斗の話で盛り上がっていた。

すでにこのクラスの女子生徒達は、その転校生が男子であることを知っていた。

設楽先生が教室に入ると、全員が自分の席に着いた。


設楽「さて、ホームルームを始める前に転校生を紹介しよう。入って来てくれ。」


設楽先生に呼ばれ、剣斗は緊張した面持ちで教室に入った。


剣斗(視線が痛い·····)


剣斗は女子生徒達の視線を受けながら、設楽先生の隣に立った。


剣斗「はじめまして、神崎剣斗です。今日からよろしくお願いします。」


そこで、設楽先生が黒板にチョークで剣斗の名前を大きく書く。


設楽「男子一人で不安なこともあるだろうから、みんなでフォローしてやってくれよ?」


その時、女子生徒が三人立ち上がり、剣斗に声をかけて来た。


女の子「あ、キミは!?」

女の子「嘘やろ!?」

女の子「あの時の!!」


設楽先生そこで三人に聞いてみる。


設楽「なんだ突然?桜井、生田、松村。お前たち知り合いなのか?」

桜井「私は編入試験の時に、職員室まで案内してあげたんです。」

松村「私はその日にお昼をご馳走してもらって。」

生田「私もです。」

設楽「そうだったのか?神崎。」

剣斗「ええ、桜井さんにはお世話になりました。」

設楽「松村と生田に関してはすまなかったな。二人ともちゃんとお礼を言っておけ。」


設楽先生がそう言うと、松村と生田は申し訳なさそうに、お礼を言った。


松村「本当にあの時はありがとうな!」

生田「あの時はご馳走様でした!」

剣斗「どういたしまして(笑)」


とりあえずその場はそれで収まりがつき、剣斗は窓際の一番後ろの席に案内され、そこに座った。


設楽「さて、転校生の紹介も終わったし、ホームルームを始める。まず最初に君たちはもう知っていると思うが、君たちは今年から正式に芸能科の生徒となり、これからアイドルグループとして活動をしていくことになった。そのグループ名は乃木坂46!!」


設楽先生がデカデカとそのグループ名を、黒板に書いた。

設楽先生はさらに話を続ける。


設楽「さしあたって、その乃木坂46のマネージャーを神崎にやってもらう事になった。」


設楽先生に言われ、剣斗は立ち上がり、一礼した。

女子生徒達は、それぞれ驚きの声が上がった。

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