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【協力依頼】カセットプレーヤーの持ち主を探しています

こんにちは。失せ物返却人の霧島渉と申します。
街で見つけた落とし物を「失せ物」と呼び、その持ち主を探して返却する「返活」という活動をしている者です。

外部サイトのリンクから、この記事を読みにいらした方も多いかと思います。
私の自己紹介や「返活」については、こちらの記事をご覧いただけますと幸いです。

経緯説明

早速ではありますが、今回の依頼に至るまでの経緯を説明させてください。
ある日の取材帰りに、型の古いカセットプレーヤーを拾いました。
場所は、東京都豊島区池袋の路地裏です。
イヤホンの付いた状態で落ちており、本体の中にはカセットテープが入っていました。

拾った際に撮影した写真。落下した際の衝撃の影響か、本体は故障しており動作しなかった。

一般的に、落し物は警察や交番へ届け出てから3ヶ月以内に持ち主が判明しなかった場合、拾った者が所有権を取得することができます。
このカセットプレーヤーも拾ってすぐに中身のカセットテープごと交番へ届け出たのですが、3ヶ月経っても持ち主が現れなかったため、現在は両方とも私が引き取って自宅にて保管しています。

本体には多数の傷や経年劣化したシールなどが残っており、使い込まれている印象。
本体に入っていたカセットテープ。

私の手元に再び戻ってきた、カセットプレーヤーとカセットテープの失せ物。
カセットプレーヤー本体も然る事ながら、拾得時に確認できなかったカセットテープの内容がどうしても気になってしまい、改めて別のレコーダーで確認してみることにしました。

するとそこには、女性の「声」が録音されていたのです――。

私はその声を聞いた瞬間から、どうにかしてこの失せ物を持ち主に返したいという強い思いに駆られました。
そこで、もう一度この失せ物を拾った池袋へ赴き周辺で聞き込みをしたり、自身の失せ物コレクションを展示するイベントを開催し持ち主が現れるのを待ってみたりと手を尽くしてみたのですが、依然として持ち主の特定には至っていません。

そんなある日、何気なく目にしたXの投稿で、未解決事件をゲームとして再構築し、プレイヤーとともに解決を試みる「ノンフィクションゲーム」の存在を知りました。
このカセットプレーヤーの持ち主探しも、ノンフィクションゲームとして多くの人に興味を持ってもらえれば、なにか進展があるかもしれない――。

こうして、私は主催者である株式会社謎組にコンタクトを取り、カセットプレーヤーの持ち主探しに協力してくれる方を募集してもらうことになったのです。

ノンフィクションゲーム「カセットプレーヤーの持ち主を探しています」

プレイ料金

前売:2,900円/人 店頭:3,100円/人

所要時間

2~3時間

実施施設

WACCA池袋 4F 『 Cafe DEAD DROP 』
〒170-0013 東京都豊島区東池袋1丁目8−1

参加方法

  1. チケット購入後、WACCA池袋4階「Cafe DEAD DROP」で受付をしてください。※各回参加人数の制限がございます。

  2. 受付にて、カセットプレーヤーとカセットテープをお貸しします。

  3. ゲーム開始。実際にカセットテープを聞きながら調査を進めてください。

  4. 調査が終了したら、受付へカセットプレーヤーとカセットテープをご返却ください。

※本ゲームでは、街中を巡り歩き、カセットテープの音声を聞く場面がございます。両手が塞がらない動きやすい服装でご参加ください。
※施設内にロッカーはございません。手荷物を預けたい方は事前に周囲の商業施設等のロッカーをご利用ください。
※本ゲームは、暗号やパズルを解く性質のものではなく、情報を収集、整理し、推理を通して、落とし物の持ち主を探す体験を提供するものです。

当日ご持参いただくもの

・インターネットに接続可能なスマートフォン
 バッテリーには十分余裕を持たせたうえでプレイしてください。
・LINEアプリ(Android / iOS 最新バージョン)
 必ずスマートフォン版のLINEアプリをご使用ください。
 タブレット版およびPC版は対象外です。予めご了承ください。
3.5mmジャック対応のイヤホン
 お持ちでない場合は、受付にてご購入いただけます。

ご協力いただける方はこちらからご参加ください