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桐崎ブログ「残像」もnoteに/部活の思い出

8月からブログもnoteに書くことにする。

いつか「桐崎美玲のレディオコネクション」内でも話したのだけれど、
かつての部活動はスポ根そのもので「連帯責任」とか「休憩は悪」とか言う人ばかりだった。

今でこそ熱中症に対して注意喚起が多くあるけれど、僕が野球部だった頃はまさに上記の通りでバタバタと倒れる部員ばかりだった。八日目の蝉かよとツッコミをいれたくなるほどに。

それでも顧問は「これぐらいの暑さで倒れるとは!次の試合には出さないぞ!」と激怒していた。
僕はやれやれと思いながら、「連帯責任ノック=1人でもエラーしたら最初から全員やり直し。」には自分の時だけ集中してエラーのないようにしていた。

同様に「連帯責任腕立て=1人でも潰れたら全員やり直し」もバレないように負荷を逃していた。だから僕は練習中に倒れることは無かったしみんなより元気だった。
そもそもバカの一つ覚えみたいに顧問の前で一生懸命アピールしても倒れたら意味がないのだ。それより試合で結果を残した方がよっぽど早い。

僕は連帯責任系の練習は集中するべきところだけやって、試合では全力を出して結果を残すようにしたからずっとレギュラーでやっていけた。そもそも弱小チームだった。

結局のところ顧問は「根性」とかその類でスタメンを選んでなどいなかったのだ。
そうやって思うとスポ根そのものは本当に悪だと思うし、一流プレーヤーは生まれないのだろうなと思う。

今社会人になってつくづくその気づきは正しいと思う。
どうしようもないことだって営業マンをしていればあるのだけれど、それでも自分を偽って上司や顧客の前でだけ「根性」を見せれば倒れるのみだ。
自分が注力すべきと思ったものに注力すべき。

そう思った九日目の蝉、桐崎美玲であった。

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