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拝啓 坂本龍馬様

拝啓 坂本龍馬様

私は学生の頃、龍馬伝を見て貴方の生涯に深く感銘を受けました。
学生最後の夏休みには鈍行列車で貴方のゆかりの地を2週間かけて巡ることもしました。
(長崎のちゃんぽんはまっこと美味しかったぜよ!)

昨晩の西郷どんを見て改めて貴方は
「幕末のインフルエンサー」と思うと同時に学生の頃感じたモノと違う何かに気がついてしまったのです。
それはこのツイートにも書いています。

貴方の成したことは本当に素晴らしいものであると思います。
当時にしては珍しい長髪とブーツ姿に加えて、当時誰もが聞いたことのない横文字。
そんな貴方が「日本を今一度洗濯する」なんてことを言うのですから、それはそれは「タダモノではない」感があったのでしょう。

私は思うのですが貴方は今でいう「錯覚資産」の使い方に長けていたのだと思います。
学生の頃はただ貴方が何においても優れた人物と捉えていましたが今一度貴方と向き合うことで、貴方がなぜ「偉大な人」と語り継がれているかがわかった気がするのです。

私は今、サラリーマンをしています。幕末で言うところの藩士というところでしょう。
時としてサラリーマンは肩身が狭いなぁと思うことがあります。(貴方もそう感じて脱藩したのでしょうか)

サラリーマンをディスるツイートを見て「い、いいなぁ」と思うこともありますが、私は今のところ藩士として生涯を終える可能性が高くあります。
それはなぜかというとサラリーマンでも「自分のやりたいことをやれる環境」を徐々に構築できてきたからであります。

私は今でも貴方を尊敬しています。
貴方のような行動力のある人物、影響力のある人物になりたい。

とは言え私は坂本龍馬様にはなれず、桐崎美玲にしかなれません。
そうと決まれば貴方のことに憧れながら自分の志を貫いていこうと思います。

最後になりましたが、貴方が今この国を見たときどう思うかが気になっています。
夢の中でもいいのでぜひ思っていることを聞かせてください。

敬意を込めて
桐崎美玲

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