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心のオーバードライブ
ご存知の通り、僕はかつてロケンローラーでロックキッズだった。
タバコは吸わないし、そもそもにおいが苦手で吸えなかった。それなのにマーシャルのアンプの上にはいつもセブンスターを置いていた。
厨二病である。
ロケンローラーの必需品の一つにエフェクターがある。
これを使わなければ音作りはできない。当然アンプ直で音作りをする凄腕ミュージシャンもいる。
エフェクターには歪み系や空間系など用途に合わせたものがいくつもあるがやはり基本となるのはオーバードライブやディストーションなどの歪み系だと思う。
特に僕はBOSSのオーバードライブをよくブースター(ギターソロの前で踏むことで音を大きくすること)として使っていた。
中学の頃、ハードオフで3千円で買ったものだけれど未だに実家で大切に保管している。
ブースターとしてオーバードライブを踏むと何故か勇気が出てライブでも思いっきりギターを弾くことができた。
その時は音が大きくなり良い意味で音も粗くなるので誤魔化せるからだと思っていたのだけれど、その「オーバードライブを踏む」という行為が僕の中で「ルーティン」となっていたのだと思う
僕たちは今、仕事や恋愛などで忙しく時折心を削られながら暮らしている。
足がすくむこともあるだろう。
その時は心の中にオーバードライブを潜ませるといい。
それをブースターにして思いっきり仕事や恋愛という名の「ギターソロ」を掻き鳴らすだけじゃないか。
顧客訪問前にコーヒーを飲むこと、10分寝ることだったり、デートの前に爪を磨くことやサウナに行くことでもいい。
とにかく自分の音色を増幅できる何かを用意しておこう。
私の場合、
仕事でのブースターは訪問前に音楽を聴く
デート前のブースターはドローインを電車の中ですることだ。参考までに。
今日はそんな話でした。
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