どうにかなるさは魔法の言葉ね、何とかなるさは無責任だね

昔、バンドをやっていた時に珍しく自分で歌詞を書いた。
その時の一節

どうにかなるさは魔法の言葉ね
何とかなるさは無責任だね

時折り思い出す。
自分の歌詞とはいえ、そしてアマチュアバンドのオリジナル曲とはいえ、あまりにも皮肉を言ってしまったなぁという感想である。
「なんとか、なる」と最近よくツイートしたり、心の中で呟いているのだが、あまりにも誰かに頼りすぎて、あまりに自分に甘いような気がした日曜の朝。
それでも僕はまたいつか誰かの悩みを聞いたとしても

「何とかなるさ」と答えるのだ。
それでもどうして、そう答えるしかないから仕方ないのだけれど、もっとどこかで誰かの悩みに対して具体的な話やアクションをしてあげるべきなのだろう。

相手が求めるものは何か、相手が解決したいことは何か、そこまで深く聞くことができたならきっと
「何とかなるさ」とは言えないはず。

そんなことを思った。

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