Nの???

息子のTが帰って来てすぐに「みんな聞いて、あー、E介は居ないか…ま、いいや、昨日のNの名語録」と。私「ちょっと待って!メモ取るから」とスマホを手にしたNは、そこでもう笑いだしている。T「い〜い?いくよ!」私「はい、どうぞ!」Nは近年登山が好きで自らを山ガールと言っている。職場に山岳部なるものができて、一応部長(笑)他に学生時代の男女混合のグループも持っている。N「何か山登り行きたいなー?!」『私「ゴメン!それ、ベッドで?」T「そう!」』T「うーん、でもさー、キツイじゃーん!」N「でも、頂上についての景色がさ〜…」T「車だったら良いね!」と言うと、N「頂上までのサクセスがいいんじゃーん!」T「プッ!」N「何か変な事言ったよね!何か変だと思うけど、何、何?」T「言いたいのは、プロレス?」「やだー!そうそうそう!!」と説明して、勿論「ワーッ」とウケたが、Tの予想には、ちょっと足りなかったらしく、「説明してもつまんないかー!」と、ちょっとガッカリな感じだった。
Tは、電車に乗るのが嫌で(コロナ)車で通勤している。
その車の中で、そうだ、帰ったらあれを話そう…と一人楽しんだんだなー…と思うと、仕事終わりにそんな風に切り替えさせてくれるNは、Tにとって、大切な存在だなー…と思う。
昨日の夜は、リビングルームではO介が、何かテレビを見ていて、他のを見たかったらしく、1階は私達夫婦の部屋しかない。TとNは、私たちのベッドでベッドを横切るように、うつ伏せて寝そべり頬杖をついて、二人並んで(ちょっと、表現が難しい)なんだか笑いながらテレビを見ていた。そんな光景を見ると、一人幸せな気持ちになる。

今朝NがテーブルにTの朝食を用意し、Tが先に食べ終わり朝の薬を飲んでいた。次にNが食べようと「Tちゃん、マヨネーズ知らない?」と冷蔵庫を見たりテーブルに目をやったり、私「ここにあるよ」とテーブルのマヨを。T「俺使ってないよ!」N「あ、私が出したんだっけ?」私「そうじやない?」T「お前が出したんじゃーねーかよー!」とNの頭をポン!するとN「あ、そこまでのサクセスが…ムフッ」と、T「はい、そんなこと言ってると、ホントにサクセスになっちゃうよっ!」私とNは大笑い。Tは鼻の穴を膨らませて、他のことへ。因みに普段TはNに「お前」なんて言葉は使わない。以前、他の若いご夫婦の会話でご主人が奥さんに「お前が…」と言っている会話をきいて、後でNが「私Tちゃんに、お前なんて言われたことがない!」と、そのご主人のことを、批判するように言ったことがあった。私もない。

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