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5人の子育てのリアル⑤ 子育ての醍醐味

昨日は、うちの3番目の子の部活の定期演奏会でした。

数日前に急遽盲腸で入院することになった先輩の代わりに、
同じパートである息子が、吹くことになったのですが、練習期間はわずか3日!
「俺ができるようにならないと、この曲の演奏ができない」
と、3日間、猛練習をしていました。

本番、2年生に混ざって見事に演奏しきっていました!!

その曲が終わったときには、そのたのもしさに、涙があふれでてきました。

うちの3番目は、小学校のときから、いや、幼稚園のときから
学校に行くのが嫌で・・・
幼稚園も半分くらいしか行ってなくて、
小学校も4年生と5年生の半分くらいは学校に行っていませんでした。

でも、6年生のときの学習発表会で歌を褒められて、ソロをまかされたときから、音楽の楽しさを知って、
そのあと中学に入って吹奏楽部でがんばるようになりました。

学校へは行きたくないんです。

でも、部活があるから、部活に行きたいからなんとか学校に行っています。

それでも、あんなに学校に行きたがらなかった子が、
こんなに毎日学校に行って、部活に行って、練習して・・・
と思うと、本当に感極まるものがありました。

子どもは、自分のやりたいことを見つけたら、
その方向に向かって自然と頑張れるものなのですね。

子育てをしていると、大変なことのほうが多いけれど・・・

こうやって、
部活の発表会
試合
運動会
受験

など・・・。自分のことじゃないのに、自分のことのように
楽しんだり喜んだり悔しがったりできる出来事がたくさんあります。

これって、子育ての一番の醍醐味ですよね。

子どもと一緒に、もう一度若いころを楽しむことができる!!

そこに、自分の期待や欲望を押し付けるのはよくないと思います。
でも、子どもが進む方向を一緒に向いて、見守りながら楽しむことは
いいことだと思うのです。子どもにとっても親にとっても。

それは、一緒に向いてきた時間が長いほど、見守ってきた視線が熱いほど
共有部分は多くなって、共有できる感情が増えると思います。

こういう瞬間があるから、大変な毎日も乗り越えられるんだなぁ・・・
日々の大変さがふっとぶんだなぁ・・・

子育てって、大変なことばっかりじゃないよ
それ以上に、楽しいこと嬉しいこともいっぱいだよ
っていうことを、もっと若い人たちに伝えてあげたら、少子化も少しはましになるかもしれませんね。


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