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誰のせいでもない

娘は10ヶ月間、保育園に通っていた。

ほとんど休まず週6日通った。

朝8時前に預けて、お迎えはほとんど18時を過ぎた。

ある日、園の先生から

「娘さんは保育園に毎日通って疲れていると思います。平日お母さんの休日があれば、自宅で休ませてあげてください。」

と言われた。


しかし、夫が事業を立ち上げたばかりで、休日は夫を支えるだけで時間が過ぎた。


そして娘は保育園が大好きで笑顔で通ってくれた。


結果、娘の休息時間を削った。

肝芽腫が発覚した時、先生の助言を軽視したことを後悔した。

娘に無理をさせたから、病気になったのかもしれない。

後悔しすぎてこのことを誰にも話せずにいた。



入院中に出会ったママさんも、私と似たように後悔されている方がいた。

話をお聞きしていて

(ここで内容を書くことは避けます。。すみません。。)

自身を責めるママさんを見て気づいた。


きっと病気になったのは誰のせいでもないんだな。


ママさんとお話ししている私の隣で

娘は他の入院中のお友達と変顔をして遊んでいる。

お友達がやや引き気味なほどのテンションで変顔を繰り返している。

娘が笑顔でいる。

私は幸せな気持ちになった。

ありがとね娘。

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