見出し画像

Måneskinのステージは意外に素朴だった


もちろん演奏は派手!迫力すごい!
でもね、もっとギンギラギンのギャンギャンを想像してたんだよ。ところが。派手なセットはなくあるのは強めのストロボと音とライト。

魅せるは彼らの演奏。個の強さ。曲の強さ。ドカンとくる。そしてファンサ!客席に降りてくるし、トークでは通訳もいないのに(外タレライブでは当たり前なの?)有明アリーナで語るダミアーノ。「また日本にこれてめちゃよかったぁ。」て言ってたけどほんと?ほんと?

それでも観客はノリノリで応えてたけどあんまり伝わってないっぽくて、このままだと日本のこと、東京のこと、ダミアーノに嫌われないかな?!と勝手に心配して一際大きな声で声援を送った。いやいや、ファンがちゃんとしっかり応援してる。いらん心配。

わたしはいつもライブに行くと、前後左右が気になって気になって。気づくと曲が半分終わってる時もある。もったいない。でもどうしても気になる。めちゃくちゃ踊ってるなー。この人はファン度どれくらいかな。逆に微動だにしないな、あの人。こっち見てる?わたしの踊り、変に見えてないかな。ノリすぎてる?ノリ悪すぎてる?とにかく自意識過剰。誰もわたしのことなんて見るどころか、気にもしていないのに。

そのわりに、みんなとおんなじ振りで踊るのがなんか嫌で。同じように手を振り上げたりしてて盆踊りみたいで、パフォーマーが嫌がるんじゃないか、ってこれまた演者のいらん心配をする。だからステージ上から手拍子のジェスチャーをされたら、即、手拍子!誰よりも大きくバシバシする。そうこうするとまた、無意識のうちに曲が進んでる。はぁ…。

ライブ行くの、向いてないかもしれない。正直100%楽しめてない。疲れる。観客わたしひとりならいいのに、っていつも思う。映像でいいんじゃね?でも、あの空気感、一体感は味わいたい…。わがままなんだよなぁ。あーあ。あーあ。

ぼっちで行く理由がこれ。誰かと待ち合わせて行くなんて、絶対ムリ!!!何時間前に行くかグッズ買うか買わないかトイレ行くか行かないか、相手に合わせるのも合わせてもらうのも無理すぎる。

でも。今回はそんなことはなかった。なぜならいちばん後ろのいちばん端だから!(笑)しかも隣の二席は、来なかった!だからもう完全にわたしだけの世界!踊ったねーーー踊りまくったねーー!歌ったし叫んだし!前の人、すみませんm(_ _)m。帰り道、足が痛くて引きずるように歩いてた。やりすぎ…。

Måneskinファンは、予想通りみんなキメキメファッションでした!黒チェック鼻ピじゃらじゃら網タイツファー黒、黒、黒。若い子は可愛かっこよく、それ以外は色っぽかっこよく。バラエティーに富んでた。Vaundyで見かけたような生成りのコットンパンツの子は誰一人いなかった!みんな着分けててすごいなぁ。「魔音棲琴」Tシャツも多かった。

祭りのあと、宴のあと、夢から醒めて。
2023年ライブ納め。残るはKing GnuのCDTVとFNS歌謡祭のみ。次のお楽しみは来年のVaundy代々木競技場、King Gnuとオードリーの東京ドーム。

入場時に配られた冊子?ガイド?がクオリティー高い。King GnuやVaundyでも作って欲しい。

よろしければサポートをお願いします!! いただいたサポートは自分のやる気アップのために使わせていただきます!