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思うとおりにするのが一番

 以前に読んだ本「あらゆる病気は治らない」(マガジン・マガジン)の著者、塙正男氏は「お医者さん歴が50年になるけど、全身病気だよ」と言いながら、タバコとお酒を欠かさないらしい。この本から印象に残った個所を以下に抜粋します。
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 人間っていうの必ず老化するというか、人間は程度問題はあるにしても、いろんな病気と同居しながら死へ歩んでいるって思っているから、医者の俺が言うのもなんだけど、そんなに一生懸命病気を治そうとすることないんだよなぁ~。だって、人間いつ病気になるかっていうと、本人が不調や不快を訴えた時だろう。
 不快を訴えるから、医者が何らかの病名をつけちゃって、その時点で初めて病気になっちゃうんだよ(笑)。一寸ぐらいの不快をガマンして病名をつけられなかったら病気じゃないんだよね。うつ病とか、最近の精神病理学はやたらと病名をつけて、薬を処方しているけど、ホント適当な病名をつけて金儲けしているとしか思えないよ(笑)
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 読まれていかがでしょうか?
 もちろん、積極的に検診を受け、悪いところを早期発見し治療に努めるという方もいらっしゃいます(こちらのほうが多数派?)。彼らは検診を受けるほうが安心感が得られて、過ごしやすいのでしょう。
 まぁ、何ごともそうでしょうが、本人が「いい!」と信じているやり方が、その人にとっては最適な方法だと思います。

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