見出し画像

雑感を4つほど

 (1)「若者よ希望を持て」なんて言葉が、ちまたにあふれていますが、変に希望を持つから不安と苦悩の日々が始まる、というのも真実の一面。
 いま、何の希望もない人は、安心して目の前のことに従事していればいい。希望がある人とない人。どちらが幸せかは、いちがいには言えない。

 (2)嫌な出来事が降りかかってきたとき。「なんでぇ~」と嘆いたり、憤懣したりした後は、こう考えてみよう。「この出来事も、やがては過ぎ去る。そして、私をどこかに誘ってくれだろう。思いがけない好運に導いてくれる兆しではないだろうか」と。

 (3)騙されたり、中傷されたり、損をしたり、貧乏くじを引かされたり…。そういうこともあって、ツキのバランスがとれる。
 人生がトータルにうまくいくには、不運や失意のときも必要だ。

 (4)「あの人は、お金にも時間にも恵まれているから、そういうこと(例えば海外旅行)ができるのよ」。こういう言い回しをよく聞きますが、半分あたっているが、半分はあたっていない。というのは、お金や時間に余裕がない人でも、やっている人はやっているから。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?