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感謝の気持ちがバリアとなる

 トラブルや災難、不運な出来事は、あまり起こってほしくないものです。それらを寄せ付けないためには、1日の多くの時間を気分良く過ごし、「(特に何もなくても)ありがたいなぁ」という雰囲気を醸し出していることが大切です。感謝の気持ちがバリア(防護壁)となって、私たちを守ってくれるからです。

 では、明るい気分でいるためのヒントをいくつか挙げておきましょう。
 まず、前々から「しなければ…」と思っていること。例えば、部屋の掃除や不要品の処分、買い物の支払いなどを早く片付けること。身の回りが整理されると、心の風通しもよくなり、淀んでいた空気が一新されスッキリします。

 マンネリ化した生活にうんざりしている人は、「改めたい」と思っていること、例えば、禁煙するとか暴飲暴食や夜更かしをしない、約束時間を守る……など、一つでいいから改めてみる。すると、流れが変わってきて、他のことも改善しようという気になってくるものです。

 イヤなことを忘れるためには、新しい何かに挑戦することが効果的です。新しい趣味や考え方に関心を持つことにより、これまでと違った自分を発見し、自信が少しは湧いてくることでしょう。

 次に感謝について。
 感謝の気持ちというものは、自然に湧いてくるのが理想です。そうなるためには、日に一度は仏壇に向かい「命をつないでくれて、こうして生きるチャンスを与えてくださり、ありがとうございます」とご先祖さんに手を合わせることから始めましょう。

 そして、当たり前のことや些細な幸運に対して、意識的に(最初は無理にでも)「ありがたいなぁ」とつぶやく習慣をつけることをお勧めします。
 

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