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想定外は人生の楽しみ!

 大変な出来事というのは、思いがけなくやってくるものです。
 そこで、不安な心を落ち着かせ、気持ちを軽やかにする考え方をいくつかご紹介しましょう。 

 このご時世、今まさに心に刻んでおくべき言葉。それは「これもまた過ぎ去る」です。仏教に「諸行無常」という教えがあるように、いいことも悪いことも永遠には続きません。これまで世界的に流行した感染病がいくつかありましたが、終息しなかったものはありません。あらゆる出来事は、同じ状態を留めることなく、移り変わっていきます。
 
 生きていれば、戦争や大地震、そして今回のコ○ナのような国難を数回は経験するものです。また誰しも、大病や事故、トラブルなど個人的な災難が数回(厄年の数くらい)は訪れます。
 
 そこで、こう考えたらどうでしょう。十年に一度や二度は、思いがけなく不運な目に遭う。人生とはそういうもの。これも「想定内」出来事なのだと。
 
 困ったことが起きたとき、その受け止め方は、概ね次の三つの段階を経て進化していきます。

 ①これは大変。なんでこんなことが起きるのだ!と文句を言う。
 ②ちょうどそういうタイミングが来ていたのだ。この程度で済んでよかった。
 ③これをきっかけに、視野を広げ、新しいことにトライしよう。

 3番目のように、イヤなことが起きたという感覚がなくなってくれば、それはもう「人生の達人」と言えるでしょう。
 ※明日に続きます※

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