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楽に自在に生きる~後半~

(2)相手に問題なし
 次に人間関係で重要なポイント。
 まず、他人を変えようとしないことです。私たちは、こう願いがちです。「あの人(旦那または妻が…,親が…、子供が…、上司が…)が変わってくれたら、万事うまくいくのに」と。

 自分の欲求を相手に突きつけても、うまくいかないものです。なぜなら、人は他者から指摘されて、素直に変わることは滅多になく、意地を張るものです。あなたも「変わらなくてはと思っていたけど、人から言われたので、変わる気が失せた」という経験はないですか?

 「相手に問題なし。そのままでいい」と受け入れて、自分ができることに全力を注ぐ。そう決めたときから相手が変わり始めた、というのはよくある話です。

(3)違うから面白い
 あなたが気に入らない相手の性格も、神仏から授かったギフト(贈り物、才能)なのですから、それを欠点と決めつけないほうがいいですね。

 私とあの人とは、この世における役割や目的が違っているから、価値観や感覚が違っていて当たり前。それでオッケーと思い定めましょう。
 
 周りの人たちが、あなたと考え方や好き嫌いが似ていたら、居心地はいいでしょうが、退屈でないですか?価値観が同じということは、お互いに相手から学ぶところがないということです。違いがあるからこそ、自分を縛っていた固定観念や常識が崩されて、視野や器が広がったり、思いがけない解決策が見つかったりする。

 「性格や考え方が違うから、一緒にいて面白い」。そう思えるようになったら、人間関係で苛立つこともなく、のびのびと自在に生きられるのです。

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