せっかくの人生ですから
どなたも、好きなことをして、幸せな人生を歩みたいと願っていることでしょう。
しかし、実際にそのように人生を謳歌している人たちって、どのくらいの割合でいらっしゃると思いますか?カンで漠然と言えば、全体の5パーセント程度ではないでしょうか。「幸せな人」がおよそ5パーセント、100人いれば、5人ですから少数派、例外的な存在とも言えますね。
そこで、ちょっと想像してみてください。「今のご時世、不景気だから儲かりません」と嘆く経営者は多いですが、そんな不況下でも、しっかり売り上げを伸ばしている会社もあります。
「青春時代は戦時中だったから、楽しいことは何一つなかった」と振り返る人もいますが、そんな時代でも、それなりに好きなことをして人生を楽しんでいた人はきっといたはずです。
「もう年で、身体のあちこちが痛くて、病院通い以外は何もする気が起きません」という高齢者もたくさんいるようですが、持病を持っていても、趣味に熱中し喜びに満ちた老後を過ごされている方もいらっしゃいます。
このような人たちは「例外的」かもしれませんが、それでも、5パーセントぐらいは存在している気がします。
景気のせい、時代のせい、病気のせいと周りのせいにして、自分を納得させたい気持ちもわかりますけど、どうせ人生過ごすのなら、どんな事態になっても「5パーセントの例外」に入っていたいと思いませんか。
(次回に続きます)