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常に、相手に問題なし

 先日、ガソリンスタンドでこんな出来事がありました。行きつけの店でもないので、とりあえず20リッターだけガソリンを入れてもらおうと、店員さんにそう告げました。
 店員は、若い男性でアルバイトのようでした。慣れていないのか、もたもたして、通常の3倍くらい時間がかかっています。しかも、20リッターではなく、満タン入れてしまっていたのです。
 そのとき、私はイライラもせず、間違って満タン入れたことに対しても腹が立ちませんでした。それは、時間にもお金にも余裕があったから。

 余裕があれば、相手に文句や皮肉を浴びせたりせずに、お互い気持ちよくコミュニケーションできます。「人は鏡」とよく言われるように、目の前の人は、自分の心の状況を教えてくれるために常に存在している。この視点を忘れないようにしたいですね。
 
 「常に、相手に問題なし」という言葉を覚えておくといいでしょう。
 相手から感じさせられた(と思っている)感情は、自分自身に対して抱いている感情なのです。
 例えば、怒りを感じたとき。
 相手の言動に触発されて「ムカッとさせられた」と思いがち。だけど、実は、自分自身の「バカさ加減とか、判断力のなさ、無力さ、立場の弱さ、勇気のなさ、お金のなさ、時間的ゆとりのなさ…」などに対して腹を立てている。そう思いませんか?


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