運を呼び込む三つの視点
出来事そのものよりも、それをどう解釈し、どう受け止めるかで感情が変わり、行動が変化し、出会う人々が違ってきます。そこで、運気を上昇させ、ツキをもたらす視点を3つ挙げてみましょう。
(1)他人の幸運を素直に喜ぶ
人が不運に見舞われたとき、その人に同情し思いやることは、比較的たやすくできます。
しかし、身近な人が思いがけない幸運を手にしたときはどうでしょう。嫉妬心や「ずるい!」という感情が湧いてきて、なかなか素直には喜べない。仏典に随喜功徳(他人の幸せをともに喜ぶことは徳を積むことになる)という言葉があるくらい、それは難しいことです。
そんなときは、こう考えましょう。近しい人に慶事が訪れたということは、私にも幸運が近づいているのだと。
他人の成功を非難すると、自分も成功から遠ざかり、心からの祝福を送ると、自分にも幸運がやってきます。
(2)許すのは自分のため
あの人が許せない、腹の虫が治まらないと腹を立て、夜も眠れないという経験はありませんか?あなたが、それほど憎んでいても、相手はそんなこと気にもとめず、ぐっすり眠っているものです。
人を憎むことによって、眠れずストレスをためて体調を崩す。これは、割に合いません。相手を許すことができれば、睡眠も深くなり、心も晴れて行動的になれるものです。
「許すのは自身の健康のため」と割り切り、新しい何かを始めましょう。
(3)すべてを肯定し楽しむ
あなたの性格も才能も身体も、天から授かったもの。今回の人生で「それらを体験しなさい」ということです。
あなたの思うこと、感じること、好き嫌いの感覚。これらも天から授かった独自のものなので、あるがままに受けとめて慈しんであげる。自分を肯定すると、許せる範囲が広がり、楽しみが増えてきます。
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