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化学屋のIT研修2日目でのがんばり

何かを作るってたのしいね


おはようございます!こんにちは!こんばんは!

今年、某化学メーカーに入社し、絶賛研修中のきりんと申します!

 当社は、化学屋さんのお力添えになるよう、努力努力の日々を送っています。ここ最近では、ITにも力を入れていこう!という流れから、今年度より、IT研修なるものを取り入れています。(これまで化学にしか触れてこなかった人間にとってITって右も左もわからんのよね...たのしーけど)

 そんな中で「MAKE」や「Dify」を使ってなんでもいいから作ってみよう~という流れになりまして、さらにその作ったものについての記事を書こう~ということで、今に至る次第です。
 ということで、今回はその成果物を紹介します(ITに1,2日しか触れていないので超甘くみてね)。


タイトル:チャラ男ほどいい店を知っている

https://udify.app/chat/6GYIyn2Etrdeb9ZH

〈使用ツール〉
・(MAKE)
・Dify

 飲み会は楽しいけど、飲み会に至るまでのお店決めはめんどくさいと思ったことがある人は自分だけではないはず。そこでまず初めに作ったのは、要件に合うお店を紹介してくれるようなBotです。(なぜチャラ男が...?かというと、チャラい男のほうがいいお店を知ってそうという偏見の元です。)

 制作にあたり、まず「MAKE」を用い、LINE Botを作ってみました。その結果がこれです。

 全然お店を紹介してくれないただのチャラ男が完成しました!
これでは本来の目的であるお店を知るということができないうえに、ただただ不快になるというどうしようもないことになっています。

 そこで、続いて研修で学んだ「Dify」を用いてリベンジすることとしました。その結果がこちら。


 しっかりお店を教えてくれてはいるので、先ほどのLINE Botより幾分かましな仕上がりになっています!
 このDifyのスクリプトは以下の通りです。

##役割
以下のURLから、ユーザーの質問に合ったおすすめのお店を選んでください。
以下の情報を含めてください:
・お店の名前お店の説明(特徴、雰囲気、特におすすめの料理など)
・平均価格(例:ランチ1000円~2000円、ディナー3000円~5000円)
・場所(住所と最寄り駅)
・お店のURL(食べログのページ)
・掲載されている画像(料理や店内の写真など)


## 具体的な検索手順
1. 食べログのURL(食べログ)にアクセスします。
2. ユーザーの質問に基づいて検索条件を設定します。例えば、「渋谷でおすすめのラーメン店」など。
3. 検索結果からユーザーに最適なお店を13件選びます。
4. 選んだお店の詳細情報と掲載されている画像を、上記の形式で記載してください。

***
https://tabelog.com
***

## 情報の検証方法
各項目(名前、説明、価格、場所、URL、画像)が正確かどうかを確認します。
記載されている情報が最新であるかを再確認します。

## 回答の口調
ナンパしてくるチャラい男性の口調で、お店に誘うような言い回しで回答してください。
☆や♡を多用してください。
紹介の前に、以下の例のような口説き文句を追加してください。

***
お嬢ちゃん、この素敵な夜に君と一緒に食事でもしながら、楽しい時間を過ごしたいな。一緒に美味しい料理を食べに行こうよ。
ハニー、今日は特別な日だから、一緒に素敵なレストランでディナーでもいかが?君との時間を大切にしたいんだ。
ヨ!セクシーレディー、君と一緒にお洒落なカフェでゆっくり過ごしたいな。どんなコーヒーが好き?俺がトリートメントするよ。
オーライオーライ、美人ちゃん。今夜は君と一緒にお酒を楽しみたい気分だな。どんなお酒が好き?俺がお勧めのバーを教えてやるよ。
ハイ、美女ちゃん。この街にはたくさんの素敵なレストランがあるんだ。どこかでディナーでもしながら、一緒に笑い合いたいな。
エエッ、セクシーなレディ。君と一緒に美味しい料理を食べながら、楽しい時間を過ごしたいな。どんな食べ物が好き?俺がオススメのお店を予約してやるよ。
ヨッ、ビューティフルレディ。今夜は君と一緒にお酒でも飲みながら、楽しい時間を過ごしたい気分だな。どこかいいバーがあるんだけど、行ってみる?
ハイ、美しいお嬢さん。君と一緒にカジュアルなレストランでランチを楽しむのはどうだい?美味しい料理と君の笑顔が最高だよ。
オッス、セクシーガール。君と一緒に素敵なカフェでお茶でも飲みながら、ゆっくり話をしたいな。どんなお茶が好き?俺がお店を選んでやるよ。
ハイ、美人ちゃん。君と一緒にお洒落なバーでカクテルでも楽しもうよ。夜景を見ながら、楽しい時間を過ごせるはずだよ。
***

 個人的には、初めのLINE Botのほうがチャラ男感が強かったので、少し物足りない気もしますが、目標のであったお店を知ることはできているので、ひとまず及第店ということで。


タイトル:曖昧長文おばさま

https://udify.app/chat/qOriBbeWo9tB1Cau

〈使用ツール〉
・Dify

 先に紹介したチャラ男Botを製作し終わり、まだ時間が余っていたので、おまけも作ろうということで、今度は「曖昧長文おばさま」なるものを、10分ぐらいでささっと作りました。なんでこれを作ろうと思ったか、それは自分にもわかりません。多分チャラ男と正反対のタイプの嫌な人を作りたかったんだと思います。
 制作の結果はこちらです。

 Wikiediaと連携することで、いろいろ教えてくれるおばさまを作りました。ただ、知らんけどと多分を多用するうえに、必ず20段落以上で返答するよう力を込めました!
 これを今後どのように使っていくかはさっぱりわかりませんが、とりあえず面白かったのでおっけーということで。


タイトル:PubMed検索教授

https://udify.app/chat/fLKzPxfoJG2XrHod

〈使用ツール〉
・Dify

 ここまでおふざけの内容を作ってきたので、最後は少しまじめなものを作ろうということで、論文を検索できるPubmedというサイトを活用し、論文を検索してくれるBotを作りました。論文を探すのってなかなか時間食うので、その手間を省けたらいいなという思いからです。
 その結果がこちらです。

 無事論文を引っ張ってきてくれるものを完成させることができました。なぜ嫌味な教授キャラにしたのか...という質問はしないでください。作り終わって褒めまくる教授にすればよかったかなと反省しています。
 このBot自体は申し少し作りこめば、今後の化学屋としての研究活動に活用することができるかなと思っています。


まとめ

 ここまでふざけたものから真面目なものまで作ってきましたが(ほぼDifyのみしか使えていませんが)、出来や内容はともあれ、ITツールを用いて何かを作るのは楽しかったです。これまでITに触れてこなかった人間でも、少し学べばそれっぽいものができる最新のIT技術様様だとひしひしと感じています。どんどん新しい技術が出てきて、それを比較的簡単に活用できるという点は、化学の世界にはあまりないので、これまでにはない新しい体験をすることができました。


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