見出し画像

旅の記録 5日目

2月14日、出発してから5日目の朝は、道の駅でおはようございます。
この日は、高知駅近くで飲むぞ!!!と息巻いていたため、朝から積極的に行動しました。
前日に真っ暗な国道194号線を走ったのも、このためです。

優雅な朝食

積極的な行動には積極的な朝ごはんが必要ですよね。
いつもの朝ごはんのような…値引きシールのせいでクオリティ低いような…
栄養補給し、いざ!最初の目的地へ!

1.にこ淵

みなさんは、「仁淀ブルー」という言葉をご存知でしょうか。
仁淀川の水質があまりにも綺麗すぎて、国土交通省が「水質が最も良好な河川」に選ばれるレベルでバチクソ綺麗です。
その「仁淀ブルー」の名付け親であるカメラマンに、「この碧こそ仁淀ブルー」とまで言わしめた場所。
それがここ、にこ淵です。

入口にあった看板
にこ淵。ちょっと遠方から。
碧すぎるほど碧。

この青く澄んだ滝壺には、水神の化身である大蛇が棲むという伝説があり、神聖な場所という観点から地元の方は近寄ることを畏れているそうです。

青く見えるのはたぶん、光のレイリー散乱だと思います。
僕は詳しくないので、アルドノア・ゼロってアニメ見るかご自身で調べてみてください。

いやぁ、ちょっとびっくりするほど綺麗でした。
天気も味方したこともあり、この幻想的な光景を自分の目で見れて、本当にこの旅を初めて良かったと実感しました。

2.沈下橋

高知県では、先ほどの仁淀川とはちょっと違う碧も見ることができます。
それが四万十川です。
前日の雨により四万十川が増水していたため、本来の碧さではないようです。残念。
そしてこの四万十川には、沈下橋という橋が、たしか40本くらいかかっています。40は盛りすぎでしたっけ(汗

名古屋!(字ちがい)
手すりの無い橋。こえー。

見ての通り、手すりがありません。ぶっちゃけ、歩いてて怖いですし、ここは普通の道路なので車もビュンビュン通ります。怖いです。
手すりがないのには、先人たちの知恵の結晶とも言えます。

四万十川は本流にダムがなく、大雨などで増水したら増えっぱなしの、自然に身を委ねる作戦をとっています。
しかも四万十川って、一説に寄れば4万と10もの川が合流しているので、ちょっとでも雨が降ったらめっちゃ増水します。
そんな理由により河川がえぐいほど増水するので、増水に耐えられるほど高い橋を建造しても、すごい川の流れにより橋が流されてしまうのです。
じゃあどうするか。
最初っから沈む前提で作ればいい。
というわけで、手すりがなく、橋桁も低く作られています。
それこそが「沈下橋」の名前の由来です。
先人の知恵、偉大すぎる。

「日本最後の清流」とはこれのこと。
これでも濁っているそう。濁ってなければどんなことになるのやら…
片岡沈下橋。これもやはり手すりがない。
「何もない」がありそう。

そんな先人の知恵など知っても知らなくても、この景色は雄大で美しい。
すげえな、高知。むやみにバカ広いだけじゃなくて、ちゃんと面白い。

3.食事と飲み

観光も終わり、再び194号線を経由して市内に戻ってきたついでに、ラーメン!
丸太小屋という名前のお店のラーメン。
めちゃくちゃ美味しかったです!

丸太小屋のラーメン。

それからホテルにチェックインして、ささっとシャワー浴びたらレッツ飲み!!
と思ったのに、15時くらいから空いてるお店が少なくて、めちゃくちゃ探し歩いた。

その末に辿り着いたのが、「高知市内で立ち飲みはウチだけ!?」という興味深い看板を見つけた。
この辺りのお店のことも含めて、話を聞くに立ち飲みはとてもちょうどいい。

山椒のリキュール。ソーダ割に山椒を振りかけていただきました。
おでんと出汁割り。最強。

お店にお邪魔して、周辺のお店の話を聞きつつ、バリキングとかいう山椒のリキュールや、日本酒の出汁割りをちょびちょびと。

その後、教えてもらったお店へ。
店主曰く「高知で1番古い店」というお店に。
土佐料理いろいろいただきました。うまうま。
写真撮ってないあたり、ほんとに僕いうやつは…

「葉牡丹」というお店。

それからもう一件行って、ここで事件発生。
なんとなく隣の人に話かけたら、めちゃくちゃ話しやすい。
しかも大阪出身。
年齢も2つくらいしかかわらない。
ドルオタ。
兄貴ィ!!
その方と更に飲み行ったり、締めにラーメン食べたりしました。ぶっちゃけラーメン屋さんの場所も値段も憶えてないくらい酔っ払っていました。

しじみラーメン。宇宙一美味しかった記憶だけはある。

飲み終わってから兄貴とTwitterのIDを交換し、無事にホテルへ戻りました。
ドチャクソ汚いホテルだったにも関わらず、きっちり爆睡しました。


5日目走行距離:97.7km
総走行距離:621km

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?