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野沢温泉外湯その一(長野県野沢温泉村)

(2022/2/28)野暮用あって長野県へ行く。隣県とはいえ県境に住んでいるから車で1時間ほどの生活圏。コロナウィルスの蔓延防止等重点措置が出ているから極力人とは話さない。人込みには行かない。運転も食事も一人でする。

帰り道、野沢温泉に寄る。この温泉地には外湯が沢山あって無料で入れる(寸志歓迎)。いつか行ってみたいと思っていたが、ようやく実現した。

16時に到着。13ある外湯のうちまずは源泉に一番近そうな麻釜の湯へ行こうとするが、何となく道に迷いそう。暗くなったら駐車場へ帰って来れない気がして、最初に見つかった秋葉の湯に入る。

お湯は硫黄泉(含芒硝ー石膏・硫黄泉)。硫黄は強くなくほのかに香る程度で無色透明。それにしても噂に違わず熱い。5分入っていられないくらいで、3分おきに出ては涼み、また入って出るを繰り返す。銭湯と同じく石鹸類は持参する。

地元の爺さんが二人、日が暮れる前に入りに来ていて、こんにちはと挨拶する。もうこの歳だから歩いては来れねぇんだ。バイクで登って来るんだと話していた。確かに坂の多い温泉街。あさま山荘事件の頃に小学生だったと言う。あっという間の50年だったなぁ、と。

帰り道、スキーをしに来たのであろう若い男女とすれ違う。ふと気がつくと十王堂の湯がある。往路は気づかずに通り過ぎていた。外湯は13あるというから、また来ようと思う。でも子ども達を連れて来るには湯が熱すぎる。

#温泉

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