ぐらんびあ10選ごっこ-Drum'n'Bass編

ぐらんびあさんの新作が2019年7月17日に発表されました。
この「GARULA」という作品は、聴き応えのあるDrum'n'Bassだなぁと思ったので、せっかくですからこれまでの投稿作品から10選並べてみようと思いました。


GARULA / 初音ミク

カルラ、Garulaというキーワードが解らなかったので調べてみたら古代インド神話の神様なのですね。クールで都会的なサウンドの中にも、どことなく優しさのようなものを感じてしまいます。


arrive / 初音ミク

ベースの入っていないパートの透明感が印象的だと思います。中盤から空間を繋ぎ止めるようなベースの音がしっかりと聴こえてくる感じが好きです。


言葉のlyricism / 初音ミク

ほんのりとした明るさを感じるような曲調と対極するような歌詞を興味深く聴ける一曲。ダブリングを施してあるようなボーカルトラックが重なるところが気持ちよくてよく何回も繰り返して聴いてしまいます。


grav / 初音ミク

軽快なパターンを刻む和音と、ぐぅうんと下に引き付けるようなベースの音との同調する感じが気持ち良いなと思います。中ほどのスキャットと、それにからむSEも、空間を漂うような映像と良くあっています。


僕は君の中、最後の夢 / 初音ミク

初めて聴いた時にはリズムパターンに圧倒されました。和音の間にタイミング良く入ってくるベースがかっこいなといつも思って聴いています。絵の雰囲気も訴えかけるような視線に惹き込まれるように感じます。


孤独、すべて欲しい / 初音ミク

三分の二ほどがイントロなのですが、進んでゆく小節ごとのちょっとした変化や、ひとつひとつのビートに吸い込まれる感じで聴いていると、ボーカルが入る所で、いつもはっとしてしまいます。


降臨 / 初音ミク

都度、頭打ちに入れ替わったり、途中で無くなったりするビートによって緩急が感じれてかっこいいなあと思います。高い音で鳴っている少ない音数でパターン化されたアルペジオが降り注ぎ続けているような気がします。


Earth scraps / 初音ミク

ピントの合わない文字や映像が不思議と落ち着きを感じて聴ける、スペイシーなドラムンベースですね。この動画はぼくはこの先何回観てもきっと飽きないだろうなと思ったりしています。


discarded / 鏡音レン・リン

成層圏から見ているようなイラストが本作にとても良く合っているなぁと思います。鏡音レン・リンを起用した作品はめずらしいのですが、
他には、darling in the sky / 鏡音リンhttps://www.nicovideo.jp/watch/sm33907593があります。


クウキガオシツブス / 初音ミク

10選の締めくくりは「隠れたボカロ名曲」のタグも付いているこの作品。サビメロにかぶさる「あー」という声が美しくてとてもすきです。いつまでも聴いていたいような気持ちになってしまって、ぼくはエンディングパートに入るといつもなんとなく寂しくなってしまいます。

ぐらんびあさんの作品は、なんとなくですがリズムトラックの音質が聴きやすいような気がしています。優しさや心地よさをも感じれる Drum'n'Bass をじっくりと味わえるのは、幸せなことだなぁと思って聴かせていただいています。



ぐらんびあさんのTwitterで話題があがっていたSquarepusherのアルバム、「Go Plastic」。

「Ultravisitor」をさらっと聴いた事しかなかったので、のめり込んで聴けました。ぼくは、2. Boneville Occident や、5. The Exploding Psychology が好きです。


今回なんとなく思い出して久し振りに聴いてみたアルバム、
µ-Ziq の「Lunatic Harness」。

特に、2. Hasty Boom Alert が好きです。



この10選は、Kiite でも連続再生で聴けます。


ぐらんびあさんのサイトもぜひ訪れてみてくださいね。


ご覧いただきましてありがとうございました。

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