#2🚩Raise Your Flag実践編－WS後日談－

【補足】
このWS後日談には#1があるんですが、#1に私の内面とかこれまでの人生についての暗めな話を割と赤裸々に書いてしまったので、公開するかまだ決めかねています😂

ただ、内容的にはこの#2から読んでいただいてもまったく問題ないので、ぜひぜひ最後までお付き合いください🙇

KIRIです！
前回から私のWSができるまでを振り返っておりますが、
そんなこんなでまずはテーマを決めるにあたって、

「自分が普段大切にしていること」

について考えてみよう！と思い立った私。

とにかくどんな小さいことでも、紙に書き出してみました🖋📔
で、そんななかで「使えそう！」と思ったのが、

「やわらかい言葉を使うこと」

⒈　私にも、伝えられることあったかも？

私は昔から他の人からの視線に敏感だったせいか、
自分が相手と話すときに使う言葉や、今のように他人に見える形で文章を書くときの言葉に、すごく気を遣うクセがありました。

できるだけ相手が傷つかないように、相手に受け入れてもらえるような言い方、話し方を・・・・・という感じ。

そういうことをし出したきっかけは、「他の人に嫌われたくない」っていう後ろ向きな動機があってのことだったかもしれない。
でも、「短所を長所ととらえる」ではないけど、

そういう言葉、話し方ってある意味「相手への思いやり」につながっているんじゃないか？と思ったのです。しかも、言葉だけでなく、仕草や行動でも同じことが言える。
笑顔で話しかけるとか、相手の話をちゃんと聞くとか、相手を責めるような言葉を使わないとか、元気のない友達にお菓子をあげるとか。
こういうふうにされたら、普通に人ってうれしく感じるよな～って。

実際、私は自分が好きな人たちにはそうしていました。
好きではない人に対しても、にらまれたくないという思いで同じようにしていたのもあるかもしれない。（でも嫌いな人には言葉だけで行動では示さなかった！）
けど、自分が好きな人たちへの言葉や行動には確かに「思いやり」「やさしさ」があったと思います。内面が外に現れるみたいなね。

自分は今RYFにいる人たちのように、なにか具体的で大きな貢献ができたらどんなに素晴らしいか、と思っているけど、

自分はそうではなくても、「日常レベルで」無意識に他の人に貢献できてたんじゃないかな？？と信じたかった。

じゃあ、そういった「日常レベルの思いやり、やさしさ」の大切さをみんなにメッセージとして伝えたらいいのでは？

・・・という感じで、テーマの原型が出来上がりました🎉🎉

ちなみにWSのテーマを「思いやり」や「やさしさ」ではなく
「あたたかさ」にしたのは理由が２つあって、

①「思いやり」とか「やさしさ」だと、ありきたりかな？と思ったから😂
②「あたたかさ」のほうが、「してあげてる」感じが出なくて、自然にやりとりされるもの！というニュアンスが出せると感じたから

でした。

⒉　ワークショップを作ろう！―土台づくり編―

やっとこさテーマを決められた🎉ということで、次はいよいよ具体的なワークの内容や構成について考えていくことにしました。

ワークの内容を考えるにあたって、さっそくインプットDAYで学んだ「置き石理論」の出番。

簡単にいうと、ワークショップで参加者に投げかける問いはまず「ゴール」を決めて、そのゴールに徐々に近づいていけるような問いを逆算して考えていこう！という理論ですね😊

ただ実際私が流れを考えていったときは、問いを考えるというより、
「参加者の体験の過程」を逆算していった、という感じかもしれない😗
参加者の人がどういう体験をどういう順番でしていけば、私の伝えたいメッセージが伝わりやすいだろうか？ということを考えていました。

おおまかにまとめるとこんな感じ。

③「（参加者が、）日常レベルにあるいろんな形の『あたたかさ』に
気づく」
⇩
②「自分の『あたたかさ』を他の人に与える」
⇩
①「自分が他の人から『あたたかさ』を受け取る体験をする」

そしてこの基本的な流れに沿って、具体的なワークの内容を詰めていきました！

次の項からは、実際に行ったWSの内容を追いつつ、それぞれのワークの意図やできるまでのプロセスについて書きたいと思います😊

⒊　ワークショップを作ろう！
―世界観、ワーク１について―

【世界観づくり】

今回の私のWSでは、世界観を作るにあたって、心理学の分野の１つである「交流分析」の考え方を参考にしました！

交流分析については、このサイトがわかりやすかったので
興味のある方はぜひ😊
https://ta.direct-comm.com/

この交流分析のなかに、「ストローク」という概念があります。
ストロークとは、「他者の存在や価値を認めること」という意味。

交流分析では、私たちが食事を摂らなければ生きていけないように、私たちの心も常に栄養を欲しているとしています。その「心の栄養素」となるのがストロークです。
☝この概念をもとに、上のような世界観を作りました😊

【ワーク1　他の人から「あたたかさ」を受け取る体験】

人は常に「プラスのストローク」を求めています。これは簡単に言うと、自分が受け取って嬉しいものです。
このプラスのストロークが足りないと、人の心は元気をなくし、それがやがて身体への影響も引き起こすとされています。

また、自分が他の人に与えられるストロークは、自分のこころに蓄えられているストロークの量や質にも左右されるといわれています。
自分の心に余裕がないときほど、他の人にやさしくするのって難しくなりますよね。簡単に言うとそんな感じだと思われます😗

「じゃあ、他の人にあげる体験をしてもらう前に、まずは自分が
『あたたかさ』をもらう体験をしてもらおう！（自分のおなかをいっぱいにしてもらおう）」ということで生まれたのがこのワーク。

最初は「自分の心があたたかくなった瞬間」みたいな問いの投げかけ方を考えていたんですが、
ネタバレ感が出ちゃうかな？とか、「あたたかくなる」っていう表現が抽象的で、自分の狙いとは違った答えが返ってきちゃうかもな・・・とかいろいろ考えた結果、

「自分が受け取って嬉しい＝笑顔になる」よね！という考えに至りました😊

⒉　ワークショップを作ろう！
―ワーク２・ワーク３・まとめ編―

【ワーク２　自分が目の前の人に与えられる「あたたかさ」を考える】

参加者に自分のおなかをいっぱいにしてもらったところで、次に
「自分が与えられるあたたかさ」について考えてもらうことにしました。

このワークを始める前にやったのが、

💛「自分の大好きな人」を思い浮かべてもらう　こと！

これは1on1でサポートしてくれたすみれさんが提案してくれました。
「参加者がどれだけ『自分事』としてワークをとらえてくれるか？」という視点。インプットDAYのときにもそんな話あったな～！

私も、すみれさんに指摘してもらって改めて学びなおすことができました😊

2つ目のワークからは、このように考えるポイントを簡潔にお伝えしました。

「どんな小さなことでもOK！」
⇒具体的な言葉や行動だけではなく、「笑顔で話しかける」「相手の話を聞いてあげる」など、ちょっとした振る舞い方にも注目してほしいな～という理由から。

「他の人からもらった『あたたかさ』を思い出して！」
⇒これは完全に1つ目のワークを活かしてほしいな～というメッセージです！🤣RYFでも、他の人のいいところとかファシリのテクニックはどんどんパクっていこう！というスタンスなので、「自分がもらったあたたかさを今度は別の人へ」という意識をもってほしかった！

【ワーク３　限られた状況のなかで与える「あたたかさ」】

今回の私のWSでは、唯一この最後のワークのみ、私だけではいい内容が思いつかず、すみれさんとの1on1で決めました☼

はじめは、最終的に参加者同士で「あたたかさ」を交換しあうようなワークをやりたいな～と思っていました。それこそお互いを誉めあったりというような内容をぼんやり考えてた😗

ただ、すみれさんと話していて、
たとえば「誰かのいいところを一つ見つけて誉めてあげよう」みたいなワークは、結局ファシリ側の指示のもとで参加者は動くので、自然なあたたかさではないから、今回私が伝えたいメッセージとは合わないかも・・・って意見になり。

そんなこんなで2人でうんうん考えた結果、すみれさんから

「ワーク２で返ってくる答えは行動ベースになるかもしれないから、ワーク３では参加者の言葉を引き出すようにすればいいかも！」

という提案をいただいて、このようなワークの内容になりました🎉

ちなみに「一文だけしか言葉をかけられない」というこのワークの条件も
すみれさんがアイデアを出してくれたのですが、
今考えてみるとこの条件設定はすごく良かったんじゃないかなと思っています（すみれさん大感謝です😊）

というのも、他の誰かがなにか悩みとか問題を抱えていて、それに対して「なにかしてあげたい」と自分が思うときって、
多くの人は「言葉だけ」よりも「言葉＋行動」のほうがより相手のためになるととらえると思うのです。

でも、このワークではあえて「言葉だけ」という条件で縛りを入れることによって、まさにWSの最後に話した、

「他人になにも貢献できてないなあと感じていた私」

の状況を参加者のみなさんのもとでも多少なりとも再現できるんじゃないかな、とふと思ったんです（それが伝わったかは微妙だけど😂）。
私のWSを受けた人はどう感じたかな～

【まとめ】

ワーク１で自分がもらったあたたかさを思い出し、
ワーク２や３でそれを踏まえて自分なりの「あたたかさ」を相手に与える体験をしてもらい、最後のまとめ。

最後の伝え方、締め方？も少し悩んでいたんですが、
「『自分が経験したことに基づいて、このメッセージを伝えようと思った』っていうのはすごく説得力になるから、このまま伝えてもいいかも！」
とすみれさんにも後押ししてもらって、ありのまま自分がこのテーマにいきついた過程を簡単に参加者に伝えました。
ほとんど自己開示でしたね！笑

私は言い回しが長くなるクセがあるので簡単にまとめるのは大変だったけど、ちゃんとまとまってたかな？

でも、とりあえず時間はオーバーしなかったと思うのでよかったと思うことにする😗

長くてすみません・・・もう１つ投稿続きます😊

最後に、WS全体を振り返って、
この#2で書ききれなかった、その他自分なりの「工夫ポイント」や
参加者のみなさんからのフィードバックなども含めて、一人反省会する様子を＃3でお送りします👏

#3へ続く🔥