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"O'DEM (オデム)" -alfred- 日常的バギーフレア


"O'DEM"

デザイナーさんが気に入ってよく履いていて、
僕も気に入ってよく履いている一本"alfred"

昨年の今頃に、淡いグレージュの色味でリリースしたものと同型
kirettoの看板パンツとして、3種類の生地でたくさん仕入れさせてもらった。


バギーフレアのセンターシーム入り。
内側にドローコードがついてベルトレス、
ヒップが小さく綺麗なラインを描いて、裾にかけて少し広がるズドンとしたシルエット。

ブラウン/ブルーグレーはウルトラスエードで、日常的に履けるし洗濯もテキトーでいい。

えげつないくらいの裾幅29cm前後のバギーフレア。
キュッとした腰回りから、裾幅の広さへの緩急は、正直言って人を選ぶちょっと過激なシルエット。
ただ、履いてみると案外それを感じさせない。
新鮮でまぁまぁ過激なはずなのに、それを感じさせない日常的なイメージが湧く。
デザイナーが日常的に履きたいパンツとして製作したことが、このパンツの色々なところに現れている。
特徴的なシルエットを、見るものにそう思わせないくらいに日常的に履きたいと思わされる魅力が、このパンツには確かにある。


写真で見てもわかるくらい生地厚に差があります。

ブルーグレーは少し厚みがあって立体的なシルエットを描いてくれる。
ブラウンは薄手でヒラヒラと揺蕩う感じが履いていて気分がいい。



レーヨン/ポリのベルベット地を特殊な溶剤で溶かすことによって蛇柄を形成したスペシャルな一本。

生地もしっかりと立つ立体感と履きやすい柔らかさがあるので、形にフィットした素敵な感覚。

「エグすぎるなぁ」と思ったんですが、履いてみると案外すんなり馴染む不思議。モノトーンだからか、それともこの形の懐の深さがそうさせているのか。


センターシームのおかげで、フロントからの見え方は立体感があって美しく、横から見たり、動いた時の迫力が出てくれる。

もはや、僕にとって朝何を履こうか悩む時にデニムと同じくらい自然に手に取る一本になってしまった。
デザイナーはこのパンツを履いて、子供の送り迎えや適当なカフェに行くことを考えて作ったという。

そのくらい、
「日常的に履いているイメージがすんなりつく」
一本だ。
太くてイージーなパンツに馴染み切って緩んだ僕たちの気持ちを少しだけ引き締めてくれる腰回りのミニマルさがありながら、ドローコードを使わせてくれる優しさ。
膝上まではスッキリしていながら、それ以上に太い裾幅というバランス。
今まで履いてきたいろんなパンツとの共通項が自然と見つかって、
「何と合わせる」
「どのシーンで履く」
がすんなり浮かぶ。
ついでに日常着らしく、洗いやすくて汚れがつきづらい素材でもある。


パイソン柄も、履いてしまえばなんて事のない、グレーのパンツだと思って足を入れてみるといい。

ラフな格好に合わせても、ジャケットに太めのチノパン感覚で合わせても

靴はボリュームのあるブーツもいいし、
ボリュームのないローファーを合わせると落差があって愉しい見え方をする。



前回すぐ売る切れてしまったのを踏まえて、ちょっと多めに買い付けましたが、もう数えるくらいの在庫になってしまいました。

あんまり使わない言葉だけど、持っておいて損はない一本ですよ。

"O'DEM"



菊池健斗



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