"GABRIELA COLL GARMENTS(ガブリエラ コール ガーメンツ)"NO.206 JACKET ジャケットみたいな何かです。
ガブリエラの服から醸される新鮮さ、惹きつけられる魅力。
その源泉は、どう考えても「メンズファッションに精通していない」という部分にあるように思える。
テーラードジャケットという、一筋縄では行かない、ルールでがんじがらめにされたアイテムも彼女にかかればご覧の通りである。
背抜き云々どころの騒ぎじゃない、柔らかすぎる軽すぎる仕立て。
面だけはジャケット。実質的にはほとんどシャツ。
芯地は非常に薄く入っているだけで無いようなもん。
広いラペル、低いゴージラインと、かなり前振りになった袖、シェイプがあまりないウェストと、かなりリラックスした印象。
袖は一つボタンでカフスが大きく開き、フロントも古いフランスの礼服に見られるような拝み合わせの仕様になっている。
特別なことはそんなにしていないのに、強くデザイン性を感じさせる独自のバランスで仕上げられています。
今時期にシャツ感覚で着るのがちょうどいいかもしれない。
薄くても余裕のある素材なので冬場にニットの上にも着たい。
自由に作られた服だからこそ、なんとでも着られる余白があるんじゃ無いかと思います。
菊池健斗
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