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"ENCOMING(インカミング)-KNITTED ASYMMETRIC VEST- ちょうどよくヘンテコです


ENCOMING

ENCOMINGからニットベストが届いてますよ。
なんてったって英国のニコラス・デイリーの元で修行を積んできたENCOMINGの加藤大気だもの。
ニコラスの系譜を次ぐニットはそりゃあ色味が秀逸、ニットのざっくり感もバッチリですぜ。


リネンに似せたカスリ染のギマコットンと、リネン糸を計3本引き揃えて編み立てたベスト、実質100%リネンじゃんと言われればそうでもない。
リネン100%ならジャリジャリしすぎて肌あたりが痛いもの。
コットンの柔らかさとリネンの風合いを合わせたニット地は程よく柔らかく、程よくシャリッと。
ついでに言うならコットンは伸びても元に戻りやすいので形も崩れ辛い品質保証。



こだわったのはジップそのものだけじゃあない。
中心をずらしてつけてる上に、下にはフォローするニット地もついてるから前開きで来た時の表情が独特なんだ。
このほど良い塩梅のヘンテコさが洒落てるじゃないか。




みずみずしいフルーツみたいなオレンジには黄緑や紫、ピンクも入っていてテンションが上がる色味。
ネイビーはイエローの糸が心地よく効いていて落ち着いたトーンながら色ものを着てる感があっていいんですよ。

肩幅広めのダウンショルダーも、ニットベスト界の中でもお利口じゃなくてはぐれものだって感じが出てる。

例えば、今時期は暗い色味で抑えて着てみて、
春がきたら上に来ちゃうなんて言うのもオツなんじゃないですかい?

真夏にも着られ素材をローゲージで編み立てて立体感、肉感を出すことでオールシーズン着用できるベストに仕上がっているし、
「夏用のリネンニットです〜」っていう感じのアイテムは、ペラっとしていたりざっくり編まれすぎたものが多くて少し頼りない印象のものも多い。
これなら早い時期から楽しめる。

襟元やエッジ部分にはコットンが当たるようになっているので、強度も肌当たりも申し分ないところが気が利いてる。

温もりもあるのに印象はシャープ、クラフト感とデザイン性が両立した、ENCOMINGらしい一着、いかがですか?


ENCOMING



菊池健斗



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