"PERIOD FEATURES(ピリオドフィーチャーズ)" Khadi Shirt "10th Anniversary"

2024年7月8日 20:26

今シーズンで10周年を迎える"Period Features"

それを祝して、ブランドのシグニチャーでもあるカディ生地のシャツを特別な価格でご提供する、デザイナー津村氏の粋な企画の中の２つ。

暑い夏を楽しみながら、その後のシーズンも育て続けて年中手放せない至極のカディ生地です。
「僕は日本のカディの父だから〜笑」
なんて冗談っぽく言ってましたが、これは本当の話。
年間の1/3くらいインドに渡って現地でコネクションを作り続けている人だもの。この人が持ってくるのは「本物」だけ。

カディはインドの中でも政府からの認可を受けた方法、場所で手紡ぎ、手織りされたものしかそうと呼ぶことを許されない生地。作り手や糸の太さ、力加減や環境によって豊かな表情を出し、織りムラや糸の溜まりが２つとない表情を生み出してくれます。

160番手の超細番手カディ生地に、太番手の糸をストライプ状に織り込んだ今回の企画のためのスペシャルファブリックです。太い糸のランダムな溜まり、コブがより一層豊かな表情を醸し出しています。さらりとして柔らかく、ふわりと空気を含む軽い生地は、洗い込むたびにその着心地をより極上のものに、その表情がより豊かなものに深まってくれることを予見させてくれます。縮み具合の変わるであろう２種類の糸は、きっと魅力的なパッカリングを生み出してくれるはず。

遅ればせながら到着したこいつは100/4ply、つまり100番手の細い4本の糸を一本に撚り合わせた、今回の企画のために作られた特別なカディの生地。

さらりとして柔らかく、肌触りの良い生地ながら適度な厚みと重みも感じられるこの生地は、洗い込むたびにその着心地をより極上のものに、その表情がより豊かなものに深まってくれることを予見させてくれます。
何より着心地の柔らかさと気持ちよさは極上。

着丈の長い”KURTA”タイプはパキスタンからインド北東部あたりにかけて男性用の民族衣装として用いられるチュニックのようなものが原型です。
ゆったりとした着やすい形は、1着で様になりながら独特な雰囲気を醸し出します。
季節を問わずにいろんな合わせで楽しんで、たくさん愛でてほしい1着です。