"NICENESS(ナイスネス)" BRIAN /JOSEPH 超えてくるデニム
NICENESS
※ONLINEアップは
9/10 0:00
です。
NICENESSはいつも想像を遥かに超えてくれる。
パッキンを開封するときにワクワクして、
スチームをかけている間だけでも新しい発見がある。
着てみると驚きがあって、
いつもの洋服と合わせると案外スッと溶け込む。
もうすでに見慣れていて、
「これから洋服をたくさん売って行く中でも、きっと新しい発見なんてないんだろうな」
と思っていたデニムにだって、そんな新しさがある。
この"BRIAN / ブライアン ファイヤーマンデニムカバーオール"
とJOSEPH / ジョセフ ( ファイヤーマンデニムトラウザー )
は本当にすごい。
マニアな方々ほどではないけれどたくさんのデニムを見てきた僕でも「新しさ」を感じることができる。
独特なスタンドカラー
イギリスのファイヤーマンデニムから着想しているそうだが、「ヴィンテージの焼き回し」感は一切ない。
上等なテーラードジャケットかのように微妙なカーブがつけられたフロントもいい。
深く蒼く染まるインド藍で染められた13.8ozのガッシリした生地だが、ワークウェア然としない洗練された佇まいだ。
生地やディティールはアメリカ然としているが、確かにヨーロピアンな印象を覚える。
着込むほどに風合いが増すのが目に浮かんでくるデニム生地
時間が経過すると共に錆びるシルバーのボタン
耳付きのデニムをロールアップして履くように襟を倒して見せつけたい。
裏には擦れやすい部分に当て布がついていて、「大量生産を前提としたワークウェアとしてのデニム」とはおよそかけ離れた異常なまでにこだわられた作り。
これを撮っているときに、背面にウェスタン調のヨークが配されていることに気づいて、同色のステッチが経年変化で当たりがついて浮き上がるのを想像してうっとりした。
展示会でも気づかなかったし、近くで見て、実際に触れるまでなかった発見。
もちろんそのまま着てもいい。
前を開けてだらっと着ても、
襟を倒してテーラードジャケットのように着ても様になる。
かつてこんなに「ありとあらゆる着方と着用シーンを想像させる」
カバーオールがあっただろうか。
パンツも全シーズンから継続で入荷しています。
隅々まで見れば見るほど、
「見慣れているはずなのに見慣れない」
デニムトラウザー
どちらも、間違いなく数十年後にヴィンテージとして語り継がれる銘品です。
NICENESS
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菊池健斗
kiretto ーv
東京都町田市原町田4−22−16 武藤ビル202
TEL(042-785-5862)
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