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"Fendart(フェンダール)" -1 Tuck Trousers- ホイール、ないしはエンジン


Fendart


待ちに待ったFendartが来ました。

今シーズンは3色
型は相変わらず、1Tuckのサイドアジャスター
ANSNAM中野さんと「この形が一番Fendartらしいですよね〜」
と話してやっぱりこれだなと。
ちなみに来シーズンも1Tuckばっかりです。



全てウール100%のヴィンテージ生地。
秋冬らしい、しっかりとした防寒性、耐久性を兼ね備えながら、素材感の立った生地をセレクトしました。

相変わらず曖昧な色味が好きな僕です。


Cavalry Twill(キャバリーツイル/キャバルリーツイル)

"Cavalry"は騎兵隊のことを指すそうです。
コートにも使われるような、耐久性、防風性の高い生地。
しなやかながらしっかりとしたコシもあり、印象、耐久性含め「強い」生地だと思います。

自分も真冬はよくキャバリーツイルのスラックスを履いていますが、本当に暖かいし、凍結した路面の上でチャリンコですっ転んでも全然傷まない生地。
そんな、耐久性なんておしゃれに於いて大した意味はないと思うんですが、アジャスターをキュッと絞ってラフに履きたいFendartだから、永く付き合えて気を使わない、且つ上品で合わせやすい生地がいいなぁと。

加えて、男の子って好きじゃん?
ちょっとオーバースペックな感じっていうの?
ミリタリーとかと同じ方向性な感じで。

そんな感じ。

175cm痩せ型。
サイズは38 1/2
少し大き目を絞って履いてますが、身長に対してボリュームを加味すると381/2が落ち着きます。


フランネル。
フランネルって表現が合ってるのかわかんないけど、柔らかくて起毛してるツイルだからフランネルかな。

ブラウン〜カーキ〜グリーン
の色味で5~6色くらい入ってそうな独特な混色具合。
端正なFendartの形と合わせていい化学反応が起こることを期待してましたが、めちゃんこいいものができました。

生地が柔らかいのでストンと落ちてくにゃっとと裾にたまる感じがFendartの1Tuckらしくて良い。
春夏のウール地でFendartをお持ちの方でも、シームレスに秋冬に移行できる愛嬌のある生地ですね。

曖昧な色味は、田舎っぽくもなく、都会っぽくもない。
合わせる洋服によって印象が上手く変化してくれそうな感じです。

やっぱり腰回りのゆとりから、ストレート気味にストンと落ちる感じ。
ヒップの綺麗さ。
まるでメゾンのスラックスかのような。
いや、それよりもどこかモダンで、クラシックすぎない懐の広さがある感じ。
スニーカーはハイテクでもローテクでも。
革靴は、ローファーでもブーツでも。

肩で風を切って、街を歩くときのホイール、ないしはエンジンになる。
そんなスラックス。

それがFendart

Fendart


菊池健斗



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