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"KOOKY ZOO(クーキー ズー)" -JUVENILE DENIM JACKET-

 
KOOKY ZOO


異色中の異色、
某デニムメーカーに在籍していたプロフェッショナルでありながら
モードにも造詣が深く、数々のブランドとのコラボを可能にしたデザイナーが2021年にスタートした"KOOKY ZOO"
ヴィンテージへの造詣を深める中で、キッズウェアのディティールの面白さ、子供服にも関わらず作り込まれた様に魅了されたものづくりが特徴。
キッズのディティールを拡大しながら、ヴィンテージのディティールを時に足し、時に引くことで全く新しいバランスながら間違いなく「本格派」

そんなブランドのデニムジャケット。
紹介する前に全部売り切れてしまいました。

今季はデニム推ししたいし、せっかく仕入れた新規のブランドのメインになるようなものを紹介しないまま全て売り切ってしまったのは嬉しい反面寂しさもあったので、恥を偲んでブランドさんに電話。
幸い、1点ずつ用意できました。


"JUVENILE"と題されたシリーズ。
若者、青少年、未成年を意味する英語。

その名の通り"LEVI'S 507BXX"つまり、2nd タイプのデニムジャケット 507XX のキッズverをベースアイテムに製作された"JUVENILE DENIM JACKET"

個人的には、幼少の頃見に行った、山崎貴監督の『ジュブナイル』っていう映画を思い出します。
どうでもいいですね、はい。ちなみに内容は小型サポートロボットのテトラ君がかわいいくらいしか覚えてません。

キッズサイズのディティールを拡大しているため、それに合わせ、ボタン・リベット・ラベル・ステッチも拡大されている。
コミカルかつキャッチーながら、フィッティングは見た目ほど大きくないので案外綺麗に着られてしまうバランス。

生地は13.0ozのしっかりとしたデニム。
明らかにヴィンテージをリスペクトしたディティールでありながら、その佇まいにはモードにも通ずる独特の違和感も感じる。


背面のタックの入れ方も当然デカめ。

この独特な、変なバランス。
かといってフィッティングはゆるすぎず、視覚的には大きく見えるアンバランス。
それらが調和して"かっこいい"と口をついて出てしまうような、アンバランスなバランスの良さ。




生地耳も当然でかいです。


セットアップで着なくても十分迫力ありますが、
加工の巧みさも相まって強調されるディティールは、同時に着ることでより強い違和感を与えてくれるように感じます。


ゴリゴリにアメリカンなディティールのデニムセットアップなんて、今まで着ようと思ったこと無かった。
でもこれだったらいかがでしょうか?

パンツの方は少しゆとりを持って仕入れた(とはいってももうそんなにないですが)ので後日紹介しますが、そちらの大きいのにヒップラインが綺麗なところとかも相まって、ヴィンテージアメカジおじさんにならない。
どことなく綺麗で、モードが香って、なんだか洗練されている空気感。



あ、ちなみに、真夏を見越して仕入れた超かっこいいアンバランスな白Tも、何故かもう完売してしまったので再入荷いたしました。

僕もデザイナーさんもちょっとビビるくらい人気で嬉しいです。

 
KOOKY ZOO



菊池健斗



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