【歌詞和訳】Shine on you crazy diamond/Pink Floyd

天界より愛をこめて。こんにちは。きらすけです。
今回はピンク・フロイドの「Shine on you crazy diamond」を自分なりに和訳してみました。
元メンバーであったものの、心の病気などのトラブルが元で脱退した天才シド・バレットに向けて歌った曲であるとされています。
9つのパートで構成されており、全体的に静かな曲調で進行していく曲です。

↓↓↓以下動画↓↓↓
多分フルで入ってます。サムネが怖い。


↓↓↓以下和訳↓↓↓

Shine on you crazy diamond(狂ったダイヤモンドに輝きを)

Remember when you were young
(お前が若かった頃を思い出してみろよ)

You shone like the sun
(まるで太陽みたいに輝いていたじゃあないか)

Shine on you crazy diamond!
(狂ったダイヤモンドに輝きを!)

Now there's a look in your eyes
(今のお前の目ときたらまるで)

Like black holes in the sky
(空にあいた真っ暗な穴だ)

Shine on you crazy diamond!
(狂ったダイヤモンドに輝きを!)
You were caught on the cross fire of childhood and stardom
(お前は子供時代とスターダムの板挟みになっちまった)

Blown on the steel breeze
(鉄の息吹に吹き飛ばされちまったんだ)

Come on, you target for faraway laughter
(お前は遠くのやつの笑いの種になった)

Come on, you stranger, you legend, you martyr, and shine!
(でもそれがどうした、お前は赤の他人だ、伝説だ、殉教者だ、さあ、輝いてみろ!)
You reached for the secret too soon
(お前はあまりにも早く『神秘』へ辿り着きすぎた)

You cried for the moon
(『狂気』の月に向かって叫んだんだ)

Shine on you crazy diamond!
(狂ったダイヤモンドに輝きを!)

Threatened by shadows at night
(夜の影に怯えて、)

And exposed in the light
(眩い光にさらされて)

Shine on you crazy diamond!
(もう一度、狂ったダイヤモンドに輝きを!)

Well you wore out your welcome with random precision
(お前はあの陽気な曲も、その精神も使い果たしてしまったのかな)

Rode on the steel breeze
(鉄の息吹に乗ってお前は行ってしまった)

Come on you raver, you seer of visions
(さあ来な、お前は乱痴気の遊び人だ、幻視の予言者だ、)

Come on you painter, you piper, you prisoner, and shine!
(絵描きで、笛吹きで、囚人なんだ、輝け!)
Nobody knows where you are
(誰もお前がどこにいるか知らない)

How near or how far
(近くにいるのか、それとも遠くにいるのかさえ分からない)

Shine on you crazy diamond
(狂ったダイヤモンドに輝きを!)

Pile on many more layers
(もっとたくさん層を重ねろ)

And I’ll be joining you there
(俺はきっとそこでお前に加わるから)

Shine on you crazy diamond
(狂ったダイヤモンドに輝きを!)

And we’ll bask in the shadow of yesterday’s triumph
(そこで過去の栄光の影に浸ろうじゃないか)

And sail on the steel breeze
(そして、鉄の息吹の中へ漕ぎ出していこう)

Come on you boy child, you winner and loser
(ちっちゃな坊や、お前は勝者であり敗者だ、)

Come on you miner for truth and delusion, and shine!
(妄想と真実を掘り当てる者だ、さあ、輝け!)

この和訳をするにあたってピンク・フロイドとシド・バレットの来歴についておおよそ見てみたのですが、なんとも悲しいというか、大変だったねえというか…(心の中の親戚のおばさんが顔を出している感じ…)才能に溢れていて、輝いていて、大切だった友達がおかしくなってしまうのって寂しいですし悲しいことですよね…
色々と調べてみて「secret」はシド・バレットが途中で脱退した時のアルバム「A saucerful of secrets」(邦題:神秘)を、「moon」は彼らが最も売り上げたアルバムである「The dark side of the moon」(邦題:狂気)を指しているのではないか、という説にたどり着いたので和訳に取り入れてみました。
また、「Well you wore out…」の「random precision」が分からなかったので調べてみたら有識者の方の「シド・バレットがかつて作ったがレコーディングされなかった曲のことではないか」という意見を見つけたので全面的にそれに頼ってみました。
(こちらがそのページです)

というわけでかなり彼らの歴史について詳しくないと難しい和訳ではありましたが、文明の利器を駆使しまくって訳しました。頑張りましたよ。

前回に引き続き「ジョジョの奇妙な冒険」に出てくる要素の元ネタとなった曲です。この曲を元ネタにした「クレイジー・ダイヤモンド」は4部の主人公である東方仗助のスタンドです。いや…前回も「キラークイーンって意外と可愛い曲だね〜!」みたいな話をしたんですけど…なんか…その…東方仗助〜〜〜〜〜〜!!!?!?という………
(ジョジョを知らない方のために軽く解説をしておくと、東方仗助というのはバチボコにキマりまくったリーゼントと改造学ランを着こなすどっからどう見ても不良の少年です。一応ジョジョキャラの中では温厚な方ではあるのですが…それにしてもバチバチのリーゼントの男から流れてくる曲じゃないでしょうがこれは)
一応和訳の記事なのでこの東方仗助とクレイジーダイヤモンドの話はまた今度したいと思いますが、この意外さというか驚きだけは伝わって欲しい…

以上、最後ちょっと取り乱しておりますが「Shine on you crazy diamond」の和訳でした。お粗末さまでした。

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