少女☆歌劇レヴュースタァライト The Live 青嵐 Baby Blueを観に行った話
みなさん、キラめき、奪い合っていますか。
きらすです。
先日、「少女☆歌劇レヴュースタァライト The Live 青嵐 Baby Blue」を観劇してきました。
ほんとに1週間くらい前までは「今回は配信でいいかな〜」くらいの気持ちだったのですが、9/9に参加した「九九組の日」というイベントにてチラ見せ映像を見た際、「あっこれは行かなきゃダメなやつだ」と悟り、急いで予定をこじ開けて何とか観劇することになりました。
さて、率直な感想なのですが、
「舞台って良いな〜〜〜!!!」
これに尽きます。
青嵐総合芸術院の「役者と裏方両方を学ぶ」というカリキュラムゆえ、真の意味で舞台を作っていくことについてスポットライトが当たる描写が多かったのが非常に印象的でした。
特に、撮影に夢中になり倒れてくるパネルに気づかない計を庇って八雲先生が怪我をしてしまう場面。
常に危険と隣り合わせの舞台において、安全であるためにも常に周りに気を配ることの大切さ。
「誰ひとり欠けることなく、本日も集中あるのみ!」
舞台を初演から千秋楽まで何事も起こらず走りきることは簡単ではないのかもしれませんが、そうあるように役者、裏方、関わる全ての人間が力を合わせる美しさがそこにあると思います。
ここからはレヴューに関して。
今回のレヴューは「舞台少女vs舞台少女」ではなく、「舞台少女vsデジタルネイティブ」という構図。
今までのスタァライトは登場人物全員が舞台が好きでそこに情熱とキラめきをかけてきた舞台少女の戦いでした。
しかし、今回戦ったのは、別にそこまで舞台に興味がある訳でもなく、エンターテインメントを暇つぶしの道具として浪費しているデジタルネイティブ。
生意気な1年生、というキャラ付けで登場したデジタルネイティブの子たち。
ただただ有名になりたいという理由でSNS活動をする彼女たちには情熱もキラめきもなく、ただ浪費されるコンテンツのひとつとなってしまっていたのですね。
そんな彼女たちの前に現れる、実力が裏打ちした歌声でフォロワー20万人を獲得したシークフェルト中等部のステラお嬢様(すごい)や、情熱と実力、キラめきを持って本気のパフォーマンスをみせる3年生たち。
物語ではありますが、本気を見た人間は何かが変わる、というのを実感したきがしました。
次はオタク的な話をします。
ミュージカルなので今回も歌やダンスが盛りだくさんだったのですが、やはりその中でも「青い嵐」、「The Show Must Go On!」は感動しました。
青嵐を好きになるきっかけだった「青い嵐」や、舞台スタァライトの定番レヴュー曲の「The Show Must Go On!」が聴けただけでも来た甲斐があったというものです。
また今回の飛行船シアターという劇場。規模がそこそこ小さな劇場なので客降りした時の距離がとにかく近い!
5m先で本気の殺陣を見ることができたのが本当に嬉しかったですね。
あと、高千穂ステラさん(演 青木陽菜さん)がちいこくてかわいかったです。
今回何気に初のスタァライトの舞台だったのですが、本当に大満足でした。
青嵐のみんなが卒業してしまうのは悲しいですが、それも「次の舞台へ進む」ための第一歩なのだと思うと感慨深いものがあります。
スタァライトに触れてて良かったなあと思える舞台でした。まる。
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