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ちょっと前に読んだ本

上田秀人

高家表裏譚1 跡継
幕府と朝廷の礼法を司る「高家」に生まれた吉良三郎義央は、13歳になり、将軍・徳川家綱から名家・吉良家の跡取りと認められた。
高家の役割は、朝廷への使者のほかに、大名や旗本の官位官職の斡旋などがある。
今回は、前田家と毛利家が昇爵を目論み、吉良家への音物(進物)が届けられた。
だが三郎は、父・義冬から、幕府に反抗的な毛利家に対し、厳しい通達をするよう命じられ──。
武家の光と闇を描くシリーズ作品

高家表裏譚2 密使
幕府と朝廷の礼法を司る「高家」に生まれた吉良三郎義央は、名門吉良家の跡取りとして、見習いの役目を果たすべく父に付いて登城するようになった。
だが、そんな吉良家に突如朝廷側からの訪問者が現れる。
驚くべき「密使」の正体とは?

高家表裏譚3 結盟
朝廷からの任官の書状を巡り、幕府老中たちの間に衝撃が走った。
書状は、高家・吉良家の長男である吉良三郎義央に対し、従四位下侍従ならびに上野介を叙任するというものだった。
まだ高家見習いの三郎に、他の高家を差し置いて何故高位が与えられたのか。
それは、3年前に三郎が命を救った近衛基熙の思惑であった……。
三郎の思わぬ出世は、さらなる危機を招くことになるが──。
望外の名誉が、最大の危機を呼ぶ!驚くべき展開が待ち受けるシリーズ第3弾。


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