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少し前に読んだ本 

上田秀人

流葉断の太刀 裏用心棒譚二
田沼意次と松平定信の権力争い
その行方を左右するのは盗賊だった!
田沼意次が盗賊たちに下した密命は驚くべきものだった。
徳川家を祟るとして東照宮に秘蔵されていた「流葉断の太刀」を
松平定信が秘密裏に持ち出した形跡がある。
それを奪還せよというのだ。
五百両の報酬を条件に依頼を受けた盗賊たちだったが、
権力者二人の政争にいつしか巻き込まれていく……。

孤闘 - 立花宗茂
知勇にすぐれる戸次道雪の娘と縁づいたことで、立花宗茂の「戦国九州三国志」が始まった―。大友家臣としての島津家との死闘、豊臣秀吉政権下での朝鮮従軍を経て、関ヶ原へ。ぎん千代との葛藤の中で奮闘し、天下人に「剛勇鎮西一」と恐れられた稀代の猛将の懊悩を精緻に描いた、第十六回中山義秀文学賞受賞作。
武勇に誉れ高く、乱世に義を貫き通した最後の戦国武将の風雲録。
大友家臣として島津と戦い、秀吉下での朝鮮従軍、さらに家康との対決……

代々支えてくれる家臣もなく養子に入った先で、戦はもとより孤独とも闘う宗茂を、誰か慰めてあげてよ!って思いで読んでいった。
今の時代もトップに立つものは、こんな孤独と闘っているのかもしれない


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