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最近読んだ本

井川香四郎

番所医はちきん先生 休診録五 悪い奴ら
柳橋の船宿で開かれていた句会に二人の浪人が乱入。男女三人を斬殺し、九人に怪我を負わせる事件を引き起こした。殺された者の中に偽名で参加していた岡っ引がいたことから事態は緊迫。折しも探索に協力する番所医の八田錦は、被害者に関するある重大な事実に気づく。そんな錦の前に現れた吟味方与力が告げた思わぬこととは……?全四話収録

桃太郎姫 望郷はるか
両替商「難波屋」の手代・昇太が殺された。
元金座の職人だった彼は店の蔵で偽小判を見つけ、
南町奉行・大岡越前に相談していたことから、口封じされたおそれがある。
さらに勘定組頭・堀切鉄之信の元家臣・秋月も惨殺される。
「町娘の桃香」こと讃岐綾歌藩の若君(?)桃太郎君は、
堀切とふたつの殺しとの関わりを疑い、周辺を探る。
桃香に一目惚れした材木問屋「信濃屋」の若旦那・菊之助が、
軟派な外見に似合わぬ正義感で、期せずして桃香たちを
助太刀する形で、暴かれた偽金騒動の真相とは?

歌麿の娘 浮世絵おたふく三姉妹
長女・桜、次女・梅、三女・竹。
浅草で一番人気の水茶屋「おたふく」を切り盛りする三人の看板娘は、
浮世絵師・二代目喜多川歌麿を父に持つ。
亡き父親は悪党の “裏始末”に関わったと噂され、娘たちもその反骨精神を受け継いでいた。
庶民を苦しめる輩は許せない――不正や悪の匂いを嗅ぎつけた三姉妹が敵の懐に潜入し成敗する姿を活写。

あっという間に読み終えた。
やっぱり本が好き

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