見出し画像

音無かわどこ舞台 観光ボランティア

今日は舞台が始まる前に観光ボランティアの方にこの音無親水公園を案内してもらった。
昔この当たりは、「音無渓谷」と呼ばれ、王子飛鳥山付近の、権現の滝・大工の滝・不動の滝・見晴の滝・弁天の滝などが連なる渓谷美、紅葉の景観は、多くの人々に知られていたこと。
安藤広重の『江戸名所百景』をはじめとした名所絵には、その当時の様子が描き込まれていること。実際の画像もみせてもらいました。
きれいな情景をみましたが、石神井川も、ときには自然の恐ろしさを垣間見せ、氾濫することも。

以前の石神井川の様子を聞きながら今現在どうなっているか、みることができますと見せていただいた

音無親水公園内に石神井川から水を汲み上げて

谷で分断されていた飛鳥山と対岸をつなぐために架けられた橋「音無橋」が美しい。

江戸時代8代将軍吉宗の命で飛鳥山に桜が植えられ、谷沿いに料亭が並ぶ一大行楽地となった。
春の桜、夏の渓谷、秋の紅葉、冬は雪化粧と、景勝地となる。
その料亭に海老屋、扇屋があり、歌川広重の絵にも描かれています。
落語の「王子の狐」の舞台でもある扇屋は、明治天皇など多くの要人が利用し、渋沢栄一も訪れたという。現在は卵焼き専門店で有名である。

江戸時代の石灯籠が残っていて、母狐と子狐が描かれている。

という案内を20分位うけた。
とてもよかったなあ

その観光ボランティアは、北区内ならどこでも案内くださるらしいので次回はお願いしても楽しそう。
今は、今度の1万円札が渋沢栄一ということなので、渋沢栄一にちなんだところを、というのが多いらしい。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?