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最近読んだ本

小杉健治

追われ者半次郎
覚えのない押し込みと殺しの疑いをかけられた棒手振りの半次郎。
身の潔白を証明するためには、事件の起きた日に一夜を過ごした宿場女郎、互いの傷をさらけだし、
互いに生きる希望をもたらしたお里の証言が必要だが、お里は何者かに身請けされ姿を消していた。
追っ手から逃れ、お里を捜す半次郎は、無実の罪を晴らすことができるか?
泣けた!本当に泣けた(T_T)・・・半次郎・・・・オヨヨ(;_;)

暗闇のふたり: 人情同心 神鳴り源蔵
紙問屋『松代屋』の若旦那、春太郎が何者かにかどわかされた。「身代金一千両」の文が届いたものの、金を払うこともなく、春太郎は無事に戻ってきた。続けて起こった足袋問屋『越後屋』を狙ったかどわかしでは、若旦那が亡骸となって見つかった。そして、さらなる騒動が――。相次ぐかどわかしの真の狙いとは!? すべてを解き明かした源蔵の人情裁きが冴え渡る!

其角忠臣蔵
芭蕉亡き後、榎本其角は江戸で俳諧の第一人者であった。赤穂浅野家に仕える大高源吾が、絵師を紹介して欲しいと其角を訪ねてきた。浅野内匠頭が、朝廷からの勅使を饗応する役を仰せつかったが、その金嵩を抑えるため、襖絵の費えを百両に押さえたいと言うのだ。其角の仲介で、源吾は、狩野玉燕に襖絵を仕上げてもらったのだが……。俳人其角が見た忠臣蔵を描く。


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