![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/123843052/rectangle_large_type_2_c6c3b0252a359daafd5b6d672e9b1ddb.png?width=800)
肺炎!(2010年11月8日)
いやぁ、驚いた。
病人の生活というのは、あっという間にドラマティックな展開を見せるものですな。
普通に朝ごはんを食べた後ですよ。
急にガタガタ身体が震え出したんですわ。
まるで、よく戦争のドラマでマラリヤに罹った人がなるみたいに。
ドンドン熱が上がってく。
看護師さんに医師を呼んでもらうが、なかなか来てもらえない。
彼女(若いけど明るい良いお医者さん)も、抱えてるの私だけじゃないしさ、仕方ない。
震えは止まらない、熱はドンドン上がってく。
怖い、怖い。
看護師さんが付いてくれてるんだけど、呼吸がめちゃめちゃ荒くなって、過呼吸で息が出来なくなりそうに。
ひゃあ~。
その時、先生がやっと来てくれて、安心したのか、震えが少しおさまる。
この間、約40分。
少しずつ、楽になる。冷たかった手足も温かくなった。
で、熱を測ったら、39度2分。
うわぁ!
先生、肺炎だなと、血液どっさり抜いてった。
そして、ベッドに寝たまま、レントゲン撮影。
(移動式撮影機があるんですねぇ)
案の定、肺に影が。
噎せながら食べたものが引っかかったんですな、きっと。
肺炎治るまで、お食事お預けになりました
ちぇっ。
で、どうすっかって言うと、写真の管を鼻に入れるんですな。
いや~ん。
ランチまでは食べていいとお許しが出たので、ペロッと平らげましたよ、
いつものゼリー食おかずとちょびっと粒が残ってるお粥さん。
その頃には、熱は8度6分くらいに下がって、ビミョーに元気に美味しくいただきました。
それから、看護師さんにアイス食べたいとわがままを言い、
買ってきてもらったレモンみぞれの美味しかったこと。
価千金とはこのことよ。
現在は、熱も徐々に下がり(多分)、
アイスノンで頭を冷やしながらこれ書いてます。
そうそう、13時頃に、初めて顔の麻痺の治療薬を点滴から投与してもらいました。
効いた、効いた。
2週間ぶりに巻き舌できたもん。
これから、この薬を経口で摂取していく予定です。
さて、夕方には、鼻から管だ。
病人道まっしぐらやん。
ま、肺炎治れば、また口から食べられます。
何事も経験、経験。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?