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肺炎!(2010年11月8日)

いやぁ、驚いた。

病人の生活というのは、あっという間にドラマティックな展開を見せるものですな。

普通に朝ごはんを食べた後ですよ。
急にガタガタ身体が震え出したんですわ。
まるで、よく戦争のドラマでマラリヤに罹った人がなるみたいに。

ドンドン熱が上がってく。
看護師さんに医師を呼んでもらうが、なかなか来てもらえない。
彼女(若いけど明るい良いお医者さん)も、抱えてるの私だけじゃないしさ、仕方ない。

震えは止まらない、熱はドンドン上がってく。

怖い、怖い。

看護師さんが付いてくれてるんだけど、呼吸がめちゃめちゃ荒くなって、過呼吸で息が出来なくなりそうに。

ひゃあ~。

その時、先生がやっと来てくれて、安心したのか、震えが少しおさまる。
この間、約40分。

少しずつ、楽になる。冷たかった手足も温かくなった。
で、熱を測ったら、39度2分。
うわぁ!

先生、肺炎だなと、血液どっさり抜いてった。
そして、ベッドに寝たまま、レントゲン撮影。
(移動式撮影機があるんですねぇ)

案の定、肺に影が。
噎せながら食べたものが引っかかったんですな、きっと。

肺炎治るまで、お食事お預けになりました
ちぇっ。

で、どうすっかって言うと、写真の管を鼻に入れるんですな。
いや~ん。

ランチまでは食べていいとお許しが出たので、ペロッと平らげましたよ、
いつものゼリー食おかずとちょびっと粒が残ってるお粥さん。
その頃には、熱は8度6分くらいに下がって、ビミョーに元気に美味しくいただきました。

それから、看護師さんにアイス食べたいとわがままを言い、
買ってきてもらったレモンみぞれの美味しかったこと。
価千金とはこのことよ。

現在は、熱も徐々に下がり(多分)、
アイスノンで頭を冷やしながらこれ書いてます。

そうそう、13時頃に、初めて顔の麻痺の治療薬を点滴から投与してもらいました。

効いた、効いた。

2週間ぶりに巻き舌できたもん。

これから、この薬を経口で摂取していく予定です。

さて、夕方には、鼻から管だ。
病人道まっしぐらやん。
ま、肺炎治れば、また口から食べられます。

何事も経験、経験。

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