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9月15日は、老人の日&心・血管病予防デー&世界初の旅客用鉄道機関車が開通&大阪寿司の日&日本初の缶ビールが発売&シルバーシートが設置開始&国際民主主義デー&ひじきの日

【老人の日】

2003(平成15)年に祝日法が改正される以前、敬老の日は、9月15日固定の祝日として制定されていました。

同法改正により、9月の第3月曜日に変更されたことに伴い、旧敬老の日にあたる9月15日は、老人の日の名称で、記念日が制定されています。

年々平均寿命が延びている近年において、福祉への関心と理解を深めるとともに、老人自ら生活の向上に努める意欲を促すことが提唱されています。

《年齢定義・高齢者は何歳から?》
一般的に高齢者の区分は、公的年金の受給資格を有する年齢である65歳〜と定義されています。

が、
道路交通法:「高齢運転者」該当区分:70歳以上
高齢者の医療の確保に関する法律:「前期高齢者」該当区分:65歳〜74歳、「後期高齢者」該当区分:75歳以上
と、各法律や基準によってはバラつきがあり、割と曖昧です。


【心・血管病予防デー】

血管に由来するさまざまな疾病は、検診を受けることで早期の予防、発見につながることが多い との呼びかけを行っている日本心・血管病予防会は、主に高齢者を対象とした心血管病の予防活動を行ってきたことから、その年の敬老の日の前日に、記念日を制定しています。


【世界初の旅客用鉄道機関車が開通】

1830(文政13)年9月15日、イギリスで、乗客が乗った客車を蒸気機関で引っ張った世界初の鉄道 である「リバプール・マンチェスター鉄道」の開通式が行われました。

17世紀後半〜18世紀に頃には、イギリスで鉱山資源を運ぶための鉄道は開通していましたが、客車の運行は、安全面、耐久面、(建設)費用面、(運行)コスト面といった諸々の問題があり、望まれる声は多かったものの、実現には時間を要していました。

が、最高時速:約30km、走行距離:約50km、走行時間:約4時間半のリバプール・マンチェスター鉄道の登場は、(イギリスの)産業革命を体現する代名詞のひとつとして、大きな注目を集めました。

《余談》
同鉄道運行時、開通記念列車に乗車していた代議士が、下車の際に反対方向から来た鉄道に轢かれてしまう初の鉄道事故も起こっています。


【大阪寿司の日】

押し寿司をはじめとした大阪寿司は、何かしらの調味料で加工してあり、基本的に生魚は使わないことから、お年寄りにも安全で安心して食べられるとされています。

また、祝日法が改正されるまでは、9月15日が敬老の日になっていたことに合わせて、同法改正後も変わらず、9月15日に記念日が制定されています。


【日本初の缶ビールが発売】

1958(昭和33)年9月15日、アサヒビールの前身にあたる朝日麦酒から日本初の缶ビール「アサヒゴールド」が発売されました。

当時、ビールは瓶からコップに注いで飲むスタイルが一般的でしたが、ビールをより手軽に気軽に持ち運べ、どこでも飲めるようにするべく、缶の中にビールを詰めた缶ビールが精製されました。

が、当初は鉄缶だったため、外に放置しておくと、サビや劣化等の問題が発生し、不人気でした。

これを改善するため、サビに強いアルミ缶に変更されてからは、瓶の時よりもゴミスペースが少なく済むことも、消費者の間でも人気を集め、缶ビールが家庭でも気軽に楽しめる飲み物として、広く普及していきました。


【シルバーシートが設置開始】

シルバーシートから優先席へ

1973(昭和48)年9月15日、東京・中央線の電車内に、老人・身体障害者用の優先席「シルバーシート」が、当時制定されていた敬老の日の日付けに合わせて設置されました。

1997(平成9)年には、名称を「優先席」と改称し、現在でも運用されています。

優先席は、高齢者、障害者、けが人、体調不良者、妊婦、乳幼児連れ(ベビーカー含む)の方々を対象に、優先して座席を促すことを目的に設置されています。

基本的には誰でも座っていい席ではあるものの、自分が優先席に座っている場合、上記該当者を見かけたら席を譲るのがマナーです。

ですが今日では、優先席の使用マナー低下が散見し、一種の社会問題として、ニュースやSNSでも割と頻繁に取り上げられることが多くなってきているため、今一度、ひとりひとりが優先席の使用マナーを再確認することが、強く提唱されています。

そして、この日は、シルバーシート記念日として制定されています。


【国際民主主義デー】

2007(平成19)年に開かれた国連総会にて、9月15日に国際デーとして記念日が制定されています。

国際表記:International Day of Democracy

各国によって微妙な認識の違いはあれど、例年9月15日には民主主義の原則である、全ての人の人権や尊厳といった、自由の尊重と国民主権を改めて再認識することが呼びかけられています。


【ひじきの日】

日本では昔から、ひじきなどの黒いものを食べると長生きをするという言い伝えがあることと、以前は、9月15日が敬老の日だったことにちなんで、ひじき協同組合が、祝日法改正後も変わらず、9月15日に記念日を制定しています。


(以上、ネット検索より)

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