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7月26日は日光の日&幽霊の日

弘仁11年7月26日、弘法大師空海が、
栃木・日光にある山を日光山と命名したことにちなみ制定。

その命名に関しては諸説あるものの、
元々は二荒山(ふたらさん)と呼ばれていた山を、
空海が「にっこうさん」と音読みにし、
「日光山」の字を当て直したとする説が有力とされています。

また、日光山は輪王寺の山号であり、
男体山:日本百名山の一座、
女峰山:日本二百名山の一座、
太郎山:日本三百名山の一座の三山を含む
一帯の山々の総称ともされています。

そして、幽霊の日。

文政8年7月26日に歌舞伎作者の鶴屋南北(4代目)が著した
『東海道四谷怪談』が、
江戸の中村座で初演されたことにちなんで設けられました。

通称、四谷怪談と呼ばれる歌舞伎狂言は、
夫の民谷伊右衛門に毒殺された四谷左門の娘・お岩の復讐話で、
実際に起こった事件がモデルとして描かれているそうです。

また、四谷怪談が演じられると、
関係者にケガ人が出るとの言い伝えがあり、
割と古い時代から関係者は東京・四谷左門町にある、
お岩稲荷(於岩稲荷陽運寺)にお参りをして、祈祷が捧げられています。

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