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3月22日は、日本銀行が完成&世界水の日&放送記念日&ジャパンタイムス紙が創刊

【日本銀行が完成】

業務自体は建物が未完成ながら、1882(明治15)年10月10日から執り行わていた日本銀行でしたが、1896(明治29)年3月22日に、建物の正式完成を迎えました。

《日本銀行》
設計:辰野金吾氏
名称:にっぽんぎんこう、にほんぎんこう(特に決まり無し)
略称:日銀
手本・参照:ベルギー中央銀行
特徴:ネオバロック様式建築、ドーム型の丸屋根、規則正しく並ぶ窓、シンメトリー的バランスの取れたデザインなど。

日本銀行は、明治時代の近代洋風建築を代表する建築作品のひとつとして、現在もその姿を残しています。

また、建物を真上から見た時に「円」の文字に見えます。


【世界水の日】

1992(平成4)年に開かれた国連総会にて、3月22日に国際デーとして記念日が制定されました。

国際表記 :World Day for Water または World Water Day

地球的観点から、水の大切さや貴重さを、世界中の人々がともに見詰め直すことが提唱されていて、例年3月22日を中心に、世界各地で水資源に関するフォーラムやイベントが開催されています。

また、日本では国内独自の記念日として、8月1日を「水の日」として制定しているため、3月22日は、「地球と水を考える日」「国連水の日」などの呼称で、世界と足並みを揃えた各種イベントなどが行われています。


【放送記念日】

1925(大正14)年3月22日、NHKの前身の社団法人・東京放送局が、日本初のラジオの仮放送を開始したことにちなんで、NHKが記念日に制定しています。

東京放送局は、1925(大正14)年3月1日からラジオ放送を開始することを告知し、宣伝活動が行われていました。

しかし、東京放送局が購入予定だった日本に1台しかないラジオ放送用送信機が、同じくラジオ放送局の設立準備をしていた大阪放送局に買い取られてしまうというトラブルが発生。

そこで、東京放送局は、当時東京電気研究所にあった既存の送信機を借り受け、ラジオ放送が出来る仕様に改造し、対応するも、逓信省(現:郵政省)から、放送設備機器などが未完成のため、放送不可と判断されてしまうことに。

すでに、1925(大正14)年3月1日からラジオ放送を開始する旨を告知してしまっていたことと、大阪放送局よりも先に日本初のラジオ放送を行いたいとの思いから、本放送ではなく試験放送というかたちを採り、逓信省の認可をパスしました。

そのため、あくまでも試験放送なので、東京放送局のスタジオではなく、東京・芝浦の東京高等工芸学校に仮スタジオを設けて、初放送が行われています。

初放送の第一声は、NHKアナウンサーによる『アー、アー、アー、聞こえますか。JOAK、JOAK、こちらは東京放送であります。今日(こんにち)只今より放送を開始致します。』でした。

東京放送局にて、本放送が始まったのは同年7月12日からで、大阪放送局は、同年6月1日から仮放送を開始しています。


【ジャパンタイムス紙が創刊】

1897(明治30)年3月22日、日刊英字新聞の「ジャパンタイムス」が創刊しました。

創刊当時は、伊藤博文氏らの支援を受け、初の日本人経営、日本人編集による英字新聞として刊行。

また、現存する日本最古の英字新聞社として「ジャパンタイムズ」の名称で、オンラインを中心に刊行が続いています(2023(令和5)年末時点)。

(以上、ネット検索より)

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