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9月23日は、国生みの日&「オペラ座の怪人」が刊行&不動産の日&海王星が発見される&万年筆の日

【国生みの日】

「古事記」に国生み伝承の地として記載されている兵庫県の淡路島が、国生みの島・淡路として、2016(平成28年)年に日本遺産認定されたことと、例年9月23日には、兵庫県の伊弉諾(いざなぎ)神宮にて、高千穂神社:宮崎県、出雲大社:島根県に、それぞれ伝わる神楽を招き、「三大神話神楽祭」が行われることにちなんで、記念日に制定されています。

伊弉諾神宮

伊弉諾神宮は、古くから淡路國の一宮として、日之少宮(ひのわかみや)、津名明神(つなみょうじん)、多賀明神(たがみょうじん)、淡路島神(あわじしまのかみ)、一宮皇大神(いちのみやこうたいじん)を含む、多くの別名とともに崇められています。


【「オペラ座の怪人」が刊行】

1909(明治42)年9月23日、ガストン・ルルー氏の小説「オペラ座の怪人」が、日刊紙上に刊行されました。

約4か月に渡った連載は、大変な人気を博し、あまりの人気から、翌年に本として出版されました。

物語は、ルルー氏が実際に取材した中で得た情報を、融合させて出来たもので、一部実際にあった事件を、割と色濃く参考にしているのでは、と言われています。

また、時代、国、地域によって、ストーリーに若干の違いはあれど、多くのミュージカルや映画の題材にもなっていて、近年でも多くの人々に愛され続けている作品のひとつです。


【不動産の日】

9月は不動産取引が活発になる時期なことと、ふ(2)どう(10)さん(3)の語呂合わせの各数字を足すと、2+10+3=23になることから、全国宅地建物取引業協会連合会が、9月23日に記念日を制定しています。

多くの企業が新年度を迎える、4月〜6月のタイミングに伴い、移転を考えている場合、8月くらいから不動産準備を始めるところが多く、専門家の間では退去情報が更新され、借地・賃貸物件数が多くなってくるのは、だいたい秋分の時期を過ぎたあたりからと言われています。


【海王星が発見される】

多くの科学者や天文学者が「ニュートンの天文力学」に基づき、未知の惑星の大きさ、軌道、位置を算出していた中での1846(弘化3)年9月23日、U・ル・ベリエ氏が計算で予言していた場所を、ベルリン天文台(ドイツ)のJ・ガレ氏が実際に確認すると、その場に新しい惑星が発見されました。

後に、「海王星」と名付けられるこの惑星は、太陽系惑星の中では、最も太陽から遠い位置を公転しています。

《海王星の特徴》
洋名:Neptune(ネプチューン)
大きさ:地球の約3.88倍
大気:水素、ヘリウム、メタン等
重力:地球の約17倍
自転:約16時間

ガリレオ・ガリレイ氏

《海王星認定までのアレコレ》
ガリレオ・ガリレイ氏やジェローム・ラランド氏らも、以前から海王星を観測していたとされるものの、当時、海王星は恒星と考えられていました。

恒星=自ら光を発していて、重力による収縮に反する圧力を内部に持ち、支えるガス体天体の総称→例:太陽。

(海王星の割と近くにある)天王星の運行が乱れる原因として、天王星の外側に(あるだろう)別の惑星が影響していて、その惑星の引力によって運行の乱れが生じてるとの考えから、新たに発見された海王星は、惑星と認知されました。

惑星=恒星の周りを回る天体→例:地球など。

そして、この日は、海王星の日として、記念日のひとつに制定されています。


【万年筆の日】

1809(文化6)年9月23日、イギリスのフレデリック・バーソロミュー・フォルシュ氏が、金属製の軸内にインクを貯蔵できる筆記具を考案し、特許を取得したことにちなんで、記念日が制定されています。

羽ペンが用いられていた当時、物を書く際に、インクを付けずに使えるペンは、とても画期的とされ、fountain pen(泉のペン)、stylographic pen(鉛筆画法のペン)など、さまざまな呼び方で呼ばれていました。

1884(明治17)年頃に、日本に伝わったとされる万年筆は、商品名をつける際に、
Step.1:泉のようにインクが湧き出るペン=商品の印象
Step.2:長く使えるペン=イメージ
Step.3:万年使える筆=長く使える ≒ 万年
上記から、万年筆という名前になったとされています(諸説あり)。


(以上、ネット検索より)

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