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12月6日は、聖ニコラウスの日/サンタクロース・デー&シンフォニー記念日&エジソンが蓄音機を発明&ラジオアイソトープの日

【聖ニコラウスの日/サンタクロース・デー】

ニコラウス氏がまだ司祭になる前のお話。

①エピソード
近所に住んでいた貧しい三姉妹の長女が結婚したくても出来ず、自分の身を売って、妹たちとの生活を守っていることを知ったニコラウス氏。

ニコラウス氏は真夜中に三姉妹の家を訪れ、屋根の上にある煙突から金貨を投げ入れました。

このとき暖炉には靴下が干されていて、金貨は靴下の中に入ってしまうことに。

ですが、翌朝靴下の中の金貨に気付いた長女は、この金貨が元となり娼婦をやめ、結婚できることになりました。

②施し
司祭になってからも聖ニコラスは姉妹の家庭を救い続け、自分が金貨を与えていることは決して口外せず、事情を知る周囲にも黙秘をお願いしていたそうです。

このエピソードが、現在のサンタクロースの元となっているお話とされていることから、聖ニコラウスの忌日(345年or352年)12月6日は、主にヨーロッパで「サンタクロース・デー」と呼ばれています。

サンタクロース・デーは祝日になっている地域も多く、子どもたちにお菓子をプレゼントする慣習が今日も続いています。

また、聖ニコラウスは、子供、婚姻前の女性、商人、質屋、薬剤師などの守護聖人とされていて、12月6日の前日(イヴ)の12月5日に子どもへプレゼントを贈る地域もあります。


【シンフォニー記念日】

音楽家の山田耕筰氏が日本人作曲による初めての交響曲『かちどきと平和』を、1914(大正13)年12月6日に発表したことにちなんで記念日が制定されています。

日本を代表する作曲家で、指揮者でもあった同氏は、日本初の管弦楽団を創設するなど、日本における西洋音楽の第一人者 と称されています。


【エジソンが蓄音機を発明】

1877(明治10)年12月6日、発明家のトーマス・エジソン氏が世界初となる再生可能な蓄音機「フォノグラフ フォノグラフ」を発明しました。

同日には、音を録音し再生することにも成功しています。

録音機自体は以前からあったものの、当時の技術では録音した音を再生するには別の機器が用いられていました。

が、エジソン氏が発明した「フォノグラフ」は、録音した音をその場で再生できる世界初の蓄音機でした。

《余談》
世界で初めて録音された音は、諸説あるものの「Hello、Hello、Mary had a little lamb…」という『メリーさんの羊』の一節だったとされています。

以後、音の文化は世界的に広がっていくこととなり、フォノグラフは今日でも欠かすことの出来ない音楽再生ツールの記念すべき第一歩でした。

また、フォノグラフは、フィラメント電球:白熱電球、キネトスコープ:映写機と合わせて、エジソンの三大発明のひとつに数えられています。

そして、この日を音の日として、日本オーディオ協会が記念日に制定しています。


【ラジオアイソトープの日】

医療、農業、工業、生産業など幅広い分野で利用されているラジオアイソトープの製造に用いる「サイクロトロン」を開発した、仁科芳雄博士の誕生日を祝して、12月6日に記念日が制定されました。

誕生日:1890(明治23)年12月6日

《ラジオアイソトープ》
意味:放射性同位体(元素)=陽子の個数が同じで中性子の個数が異なる原子同士のこと。

中性子個数が違うため質量は異なりますが、同じ化学的性質を持ち、同じ元素として扱われています。

特定の疾患部やがん病巣にガンマ線を集中させ、その周囲だけの細胞を死滅させる治療方法などに使用されています。


(以上、ネット検索より)

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