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History in Botswana

先日、スイスの大統領がボツワナの大統領との会談のため、2日間に亘りボツワナを訪問され、1日目は首都ハボローネにて会談が実施され、翌日は任地である首都の隣町トロッケンで式典が開催されました。
このことを式典前日に知った私は同僚たちと共にこの式典に参加することになりました。


当日は朝から雨。(1つ目の写真は前日に撮影したため、快晴です。)
日本人の私は、式典の日にあいにくの雨か・・・と思っていましたが、乾燥気候のこの国にとっては大変貴重な雨ということもあり「イベントの時には雨が降った方がめでたいんだよ。」と参加者は喜んでいました。
ところで、なぜトロッケンにスイスの大統領を招くことになったのか?と不思議に思い、参加者に聞いてみると・・・
昔、複数ある部族のうちの1つの部族の長「コシ」だったハボローネさん(写真2つ目の銅像)が拠点としていたトロッケンにかつて各部族の法廷であった「コータ」(写真1つ目の建物)を置き、トロッケンに定住する部族たちは何かある度にここに集まっていたため、その名残りとして今回の式典もこの場所になったそう。そして、トロッケンの左隣に位置する現在の首都の名前はこの人の名前にちなんで付けられたのだとか!
任地の歴史の一部を知る良い機会になりました!
それでは。

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