【運気】9/7-10/7 乙酉(きのととり)月

現実が、あなたの心をしなやかにする

か、

現実があなたの心を痛みと共に変えていく。

か。

というのが9月7日～10月7日の運氣に見える

アクセスバーズと四柱推命鑑定士

けいこです。

さて、そんな来月の運氣の説明をいたしましょう～。

漢字で見る乙酉月

さて、乙（きのと）、という漢字。

先月の、甲（きのえ）で芽吹いた木々の新芽が伸びます。にょきにょき。

でもまだちょっと出るのが早かったかなぁ。

風が冷たくて、太陽があまり当たらなくて、

芽がひょろひょろまがっちゃうよ～。

まっすぐ育てないよー

というのが、「乙（きのと）」と言われています。

漢字としての意味は。

外圧によって折れ曲がった草花です。

これは、

ある志を持って始めたことでも、いろいろな体験で真っすぐ行かない、

という意味でもあります。

次に。

酉。

いつも言うように、動物は後から庶民がわかりやすくつけた「当て字」。

こういうのって、たとえば、キリスト教だと文字が見えない人でもわかるように、

絵画にしたり、彫像・肖像にしたり。

四柱推命そのものだとわかりにくいから

動物占いにしたり。

そういう「伝える時のわかりやすさ」というものに、現実にあるものに置き換える、

というのは非常に有効だと昔から証明されているわけですね。

で、動物が当てはめられた経緯の話は終了いたしましまして、

本題の酉の漢字。

これはお酒関連なのです。

ほら、びっくり

お酒の字の中に「酉」がいるんですねｗｗ

元来酒を醸造する器、で、酒そのものではないのです。

つまり、「酒」って字は、器に入った液体、なんですね。

で、お酒って造る過程を、

イメージしてほしいのですが、醗酵を意味してます。

したがって、成る・熟する・飽くの意味が入ってくるんですって。

甕（かめ）の中に入っているお酒が発酵しないと、お酒は美味しくありません。

つまりこれは

中に醸されている新しい勢力の爆発、蒸発、

新しい革命勢力が作られることを意味します。

とりあえず、ここはまだ漢字の意味の説明のみで。

次に五行の並びでいきましょうか。

五行の並びから見る乙酉月

五行とは、木・火・土・金・水の５つの自然要素。

乙は木。

酉は金、になります。

どうしてそうかは省きます。説明することが多き～。

そして、木と金の関係性は、

金が木を剋します。

そして、木が心を示し、

金が現実をあらわしいます。

と、なった時に、現実が爆発して心にぶつかっていく、何か変化を起こさせます。

その時に、風にさらりとおしなやかに曲がる乙であるか。

爆発に抗って入れ物も割れる勢いでバーンと言っちゃうか。

それは今のご自身の在り方と、

未来、どちらに進みたい心を持っているか、になりますよでしょうか。

「変わりたくない」という保守的な気持ちの場合、

「おお、ここ！？」みたいなところが揺らぐ可能性があります。

あ、いいんじゃなーい、という流れに乗る発想の場合は、

対立的ストレスが少ない変化になると思います。

そして

すぐに変われる部分と、

なかなか変わりにくい部分。

両方の面をたくさん持っていてよいです。

乙も「草花だから柔軟に風にたゆたいます」

の部分と、

「弱いから保守的で、周りに守ってもらおう」

の部分がせめぎあいます。

どっちにしろ、現実は変わります。

米が、発酵しちゃって、別のものになっちゃったから、

酒として味わうことが出来るのです。

現実は、未知の、新しいモノに変わってしまいます。

やりたかったことはやったほうが良くて、

やりたくなかったことや辞めた方が良くて。

我慢してることは我慢しきれず出て来ちゃう月。

隠して我慢してても出ちゃうなら、どうしますか？

爆発しちゃいます。

発酵してますから。

そう、どうせ出ちゃうんだからどうします？

で考えた方が良いです。

それでも動けない時は、流れに任せた方がいいです💦

本当に必要なら起こる。

致し方なし。

歴史から見る乙酉月

気になっているのが、やはりこれを書いている時期もありますが、

「水害」。

庚子年って・・・・

中国では水害が多い年なんですって。

意味、わかります？

６０年に一度回ってくる、干支。

で、その干支が回ってくる年に自然災害が多く、

そののち、３年ぐらい引きずるのですって。

●中国の2020年洪水

https://www.data-max.co.jp/article/36417

・・・うーん、心配。。。。

酉って、「小刀」みなた意味も含むのです。

切るもの、切り裂くもの、突くもの。

皆さんの心に刺さりすぎませんように。

酷い水害などで心傷ついたり、折れたりする方が増えなければいいと心から願っています。

今月の四柱推命視点での動き方のポイントと、

2020年ゆえの注意は、

私の鑑定を受けてくださった方とnoteの有料記事で

お伝えしますね。